支持率で支えられるこれからの政治

ポスト小泉に福田康夫元官房長官の支持が急上昇してきたと、各紙の報道です。
この変化の要因は、民主党の党首が若い前原党首から小沢党首に変化したところにあります。これだけでも小沢一郎のペースになり始めています。これが小沢一郎が「小沢一郎」と言われている所以です。
しかし、これで福田氏が安倍氏の対抗馬として浮上してきたということは事実としても、ポスト小泉の大本命は安倍晋三であることには変わりありません。
何故ならば、ポスト小泉の最大の選択因子は政策でもなんでもない、国民の支持、つまり選挙に勝てる、小沢民主党に勝てる首相は誰か?ここにあるからです。
小泉首相がこれだけ好き勝手にやっても任期まで首相の座にいれたのも、歴代2位の在籍年数でらいながら、変わらない高い国民の支持率があったに他ありません。
それと共に、自民党の支持層が従来と大きく変化して、どちららになびくか分からない都市政党に変身しています。
これからの政治は、この支持率を意識することで政権は近づくきます。その為には、政策もさることながら、イメージも、また、時にはパフォーマンスも必要になってきています。
この政治の意識の変化、これを歯科界も見逃してはなりません。
by kura0412 | 2006-05-15 12:19 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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