携帯での診療相談

昨日知人から8番の痛みの対処についての携帯電話からの相談がありました。
携帯も便利になったもので、口腔内はまだ撮影するほどではありませんが、顔の晴れぐらいの感じは推測できます。
本来ならば、来院して診断、処置をすればいいわけですが、あいにく私の診療所に通える所にはおらず、また、この4月から転勤でかかりつけの歯科医も近くにないということでの相談でした。
昨今、IT技術の進歩で、遠隔診療に利用しようとする試みが出てきています。これは、これでそれを必要とする環境では結構なことですが、論調をみるとこれが切り札のような傾向が見られます。これは画像診断によらず、IT化全てにそれがみられます。先生方どうでしょうか?
患者に直接診て、触診するという基本抜きにして、果たして責任あるその判断は出来るでしょうか?
レセプトIT化、特にオンライン化でも、その患者の情報保護の安全性など、まだ未解決な点が多いわけです。
もちろんIT化診療に恩恵を受けることも多々あるのも事実ですが、このIT化なれば全て解決できるというような風潮に警笛を鳴らすことも、今、必要だと思います。そして、それが出来るのは、歯科医療の専門家である我々です。
by kura0412 | 2006-04-25 12:11 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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