コンボジットレジン保険導入後

日本歯科保存学会50周年記念誌として、この20年の学会誌総目次およびキーワード集が送られてきました。
そして、キーワードで取り上げている中で「コンポジットレジン」「光重合型レジン」が断然に多いのが特徴的でした。
レジンに関しては、日本は、早期に保険導入されたのも手伝って、接着材料を含めてその製品開発、臨床頻度は世界に先駆け多く、ある意味でこの20年間で、日本に歯科治療の大きな一角に位置づけられるようになりました。
金属に比べ、審美性に優れ、耐久性も著しく増加してきていることを考えると当然です。それと共に、患者の減少でチエアータイムの増加を気にしなくてよくなったり、技工料を抑制するということで、2級でもインレーからコンボジットに移行している部分もあります。
そのボンデイング材、レジンの新製品開発、モデルチエンジは日進月歩で進み、日頃使用している製品が直ぐに旧型になる為、日常その在庫を気にすることもしばしばです。
しかし、ここでよく考えると、歯科における医療保険で、恐らく、このコンポジットレジン以降、新しい診療技術の保険導入はないように思います。また、これだけ開発が進むコンポジットレジンの新しい製品が出てもその評価は旧来通り、時には下がることもある評価が続いています。
これでは材料商が営業に廻ってきても、なかなか売り上げが上がるわけがありません。そしてこの実際が、歯科界全体が停滞している理由でもあります。
by kura0412 | 2006-04-11 13:11 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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