新しい流れを堰き止めた改定

一昨日、県歯の社保講習会に出席してきました。改定のポイントは知っていましたが、改めて、県歯の社保担当役員の先生からの細かい点までの話を聞くと、今回の改定の凄さを感じます。
今回の改定の最大のポイントは、マイナス改定でも、明細な領収書の義務化でも、説明文書を渡すことだけではありません。これまで何回かの改定で、歯科枠の他の財源を削って、ようやく導き始めた新しい歯科医療の流れを堰き止めたことです。
実は、私自身は、いわゆるメンテナンスの取り組みは遅れ、恐らく、今回の改定で更に推し進められると予想して、今回の改定を機に積極的に取り組み覚悟でした。
しかし、結果は、それを取り組んでいればいればいるほど、そのダメージが大きな改定結果となってしまいました。
一端、こうゆう結果が出ると、それを修正するのは大変な作業が必要です。
残された一週間、私、個人として生きているために、診療体系全般も含め、4月からの医院経営を再考を迫られています。
by kura0412 | 2006-03-25 12:10 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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