厚労省からの歯科へのアナウンス

保険の改定で、禁煙指導は医科に限定されましたが、ここにきて、歯科でのニコチンパッチの処方への是非に対して報道が毎日新聞にありました。
歯周疾患における予防の一環として、禁煙指導は既に多くの先生方に知られているところです。したがって、当然、症状によってはその効果が認められているニコチンパッチの処方は、歯科医療の一つとして当然の医療行為だと思います。
ところが、報道になる厚労省医事課の見解は「歯科医は歯科疾患に関係する診断はできるが、ニコチンパッチのような全身に影響するような医薬品の処方は出来ない。とし、歯科医の処方は医師法に違反する行為」とあります。
これでは、歯科は口の中をいじっていればそれでよい。と言っているにも等しいではないですか?
この見解が是とするならば、歯科医は抗生剤も、鎮痛剤も処方出来ないことにもなります。われわれからすれば、口の中をみれば、この人の喫煙状況は内科の先生が調べるようはるかに早く、的確に判断が可能です。これがもし正式な見解となるのならば、厚労省は歯科医に法的にも、医療行為を制限することになります。
これは、予算が関与するの問題ではありません。われわれの職域の関する重要な厚労省からのアナウンスです。
by kura0412 | 2006-03-08 09:00 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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