非会員対策が危機管理対策

一昨日は、神奈川県の厚木歯科医師会主催の災害対応の研修会に呼んでいただき、お話をさせていただきました。
最近、歯科医師会主催の講演で伺う時、私の方から必ずお聞きする質問に、歯科医師会の非会員数があります。厚木でもかなりの数がいるとお聞きしました。
非会員の増加の傾向として、一度非会員が生まれると、続々と増加してきます。恐らく、会員でなくても開業できるという、行政言葉でいる前例の存在を見習い、それと共に、入会による決定的なメリットを歯科医師会に求められ、そしてそれが見出せないからだと思います。
実は、私はこの非会員対策こそが、これからの大きな危機管理の一つだと考えています。
既に個々の組織で対応は進めていますが、日歯、都道府県歯、そして郡市歯会それぞれが、会務の第一として取り組まないと、どうにもならない事態が訪れてきます。対応が今なら、まだ間に合うはずです。
厳しいこの局面を打破するには、歯科界が一丸とならなければなりません。その核となるべき組織が歯科医師会であると信じているからこそ、非会員対策は最重要課題です。
Commented by G3 at 2006-03-04 14:15 x
厚木と言ったら隣町みたいなもんです。 と言っても市役所あたりだと45分くらいかかるかな。
今度、近くにおいでの際は声をかけて下さい。

池田先生

送っていただいた「ペットボトルの水」を読んでいます。
深く考えさせられます。
書かれているような時代が来るのか?それとももう始まっているのか。

一昨年に何人かのネット仲間に警鐘のような意味の作文を送りました。 また、川島哲さんのPSD機関紙にも似た内容の原稿を載せてもらいました。
私が危惧していたのも貯金封鎖とハイパーインフレです。
国が破綻する前に国民にその付けを負わせられるのなら、官僚は躊躇しないでしょう。
無責任な官僚と政財の癒着が引き起こした事だとしても。
その後どうなるのか?想像するのも嫌でした。 答えは池田先生が書いてくれたと言う事でしょうか。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-03-04 15:35 x
鞍立先生、私の町では会員23に対して非会員が7です。深刻な問題です。さらに株式会社的な歯科センターが6月に出来ますから歯科医師数は多いのに会員が少ないという状況になります。行政がそちらを使い出すことが心配です。

G3さん
はやかったですね!たしかにこれは経産省の方の話を聴いて、危機感を感じて、連載したものですが、ひとつひとつ近づいていますね。小泉効果でハイパーインフレは絵に描いたもちですが、まだ可能性は残っているのかもしれませんね。この小説のようにならないことを祈っています。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-03-04 23:26 x
鞍立先生、もうひとつ気がかりがあります。私の地域には歯科医師が30人、スタッフを入れて100人体制の歯科センターがありますが、ドクター30人いても、入会者はセンター長の一人だけです。これでも歯科医師会入会者と数えられます。私の町内には歯科医師5人体制で入会者は一人だけという医院もあります。こういう入会が増える傾向にあります。歯科医師一人の入会と同じ入会でも、背後に多数の勤務医をかかえる入会者対策はこれからの主流だと思います。チェーン化、法人化された歯科センターにより一人開業の歯科医院は淘汰される傾向です。入会の形が変わってきています。
Commented by G3 at 2006-03-06 12:08 x
池田先生

「ペットボトルの水」は本当に仮定の話でしょうか?
ネットで有名な歯科技工士の掲示板で、保険改定や技工料金について今も議論がなされています。 私はそこの常連でしたが管理人さんとどうしても価値観が違いすぎて掲示板への書き込みは控えています。
技工士の技工料金への捉え方も、今は変わってきているのでしょう。 簡単に言えば二つです。
保険点数とはまったく関係の無い、あくまでも自由な競争だという見方と、私のようにいくら保険の枠外に歯科技工士が置かれていても、そもそも自由競争とは言えない社会保険制度の枠内で報酬を得ている歯科医師から受注する以上、保険点数と技工料金は切っても切れない関係だと思っている者達です。
Commented by G3 at 2006-03-06 12:20 x
補綴点数以上の料金はありえないと思うのですが、歯科医師、技工士の合意があればいくら高くても構わないという訳ですが、そう言いながら、低価格にシフトする事を自由競争なんだからと肯定しているのが悲しくてなりません。
一方、自費に特化すれば生き残れると信じる人もいるわけですが、歯科医療業界がその存在基盤を失ってしまえば、自費こそダンピング競争のトップランナーになるのは目に見えています。
それは先生が小説で触れているとおりだと思います。
自費へのシフト、混合診療。 歯科医療業界にとっては飴のように思えますが、猛毒を内に隠した飴玉でしょう。 自由競争と言いながら肥大化した官による規制や監査監督は今以上に厳しくなるでしょうから。 この状況をどうしたら歯科技工士に伝えられるのか分からないのです。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-03-06 13:06 x
平成12年に愛知県歯科医師会から出された歯科の将来に対する260ページからなる報告書がありますが、それによると、10年後・・平成20年ころには、歯科医師会が機能しないものになるとの予想があります。さらに、国はセブンイレブンのような歯科のチェーン化を望んでいて、その優遇策を講じています。方向性はあの小説のままですね。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-03-06 13:12 x
鞍立先生、
DT21に蒲生専務のインタビューででていましたが、年金等を会務から切り離すという方向性は、会の郡市レベルまでのあり方が変わるし、共済事業の利点が失われてしまう可能性が大きいし、頼るものを選択する時代がまちがいなくきますね?
Commented by kura0412 at 2006-03-06 14:32
公益法人の規定の見直しから来る問題で、県歯、郡市歯会は住民に直接な事業があるので、何とかなるようですが、日歯はそれがありません。恐らく、そのあたりを危惧しての発言だと思います。
Commented at 2006-03-06 16:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by kura0412 | 2006-03-04 12:57 | 歯科 | Comments(9)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412