医療費節約7つの知恵

週刊文春にマスコミよく登場する医師で大学の教授N氏の「賢い患者の医療費節約7つの知恵」という記事がありました。
確かにそのスタンスを患者サイドから立って、現実の対応としての提案としての助言と考えれば、分からないわけではありませんが、現在の医療制度そのものの問題点を無視しての小手先の提案には、納得できない点が目に付きました。

医療費節約7つの知恵

1・脳ドックや人間ドックを受けない
2・たばこを吸わない
3・野菜を1日ひと皿多く食べる。
4・キシリートールガムやフッ素入り歯みがき粉で虫歯予防
5・薬を4週間分処方してもらう
6・ジェネリック薬品を処方してもらう
7・長期治療薬をもらう時に「薬剤情報提供」は不要


キシリトールガムやフッ素入りの歯磨き粉で虫歯予防を。

これ自体は非常にいい提案でもあります。
しかし、先生方ご承知の通り、歯科全体の医療費の割合が8%と低下している中、あたかも、これによって虫歯が減って医療費負担を削減できるような印象をもたせるのは、いかがなものかと思います。
また、ガムやフッ素だけで虫歯が予防できるというイメージを植えつけるのもどうでしょうか?
ただ、一つだけ考えられるのは、虫歯は予防可能な疾患の一つだということを、医師の先生が言ってくれたことは、われわれに恩恵があるかもしれません。
しかし、一般受けするこの類の記事はこれから段々増えてくると思います。
by kura0412 | 2006-01-24 12:00 | 歯科 | Comments(0)

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