隣接する分野とのコラボレーションを

セブンイレブンと西部百貨店が統合し、巨大複合小売業誕生というニュースが飛び込んできました。
コンビ二とデパートという、同じ小売業であっても、形態が異なるこの二つの統合ということをみると、歯科界も今後の生き残りを賭けた発想の転換、今ある、歯科界の中での考えに固辞ずることなく、もっと他の歯科と隣接する分野との、流行り言葉でいえば、コラボレーションも視野にいれるべきではないでしょうか?
既に歯科医師の先生方の中には、介護事業に訪問介護センターを設立までして積極的に活動されている先生もおられます。美容整形に入る歯科などもその考え方の範疇に入るかもしれません。
それを更に発展的に考え、病診連携よりも一歩踏み込んだ医科との融合や、メーカーサイドとの共同事業など、少し形態が異なるけれど、広く考えれば、同じ括りの中に入るような分野との連合体を模索して、お互いのマイナスを補う、プラスの部分を更に増強させるような組み合わせの試みも、タブー視せずに、この時代には検討する時期があってもいいのだと思います。
しかし、ついにコンビ二が百貨店を飲み込む時代がやってきました。これも時代の流れです。
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-26 18:03 x
いい意見ですね!こうなったら、思いっきり経産省のあらすじに則って、規制をとっぱらってもらいましょうよ。そして、支払基金、技官の規制ものがれて、産業として生きる道のほうが利口かもしれません。必要な自費の分野で他業種とコラポレーションして自由な発想ができるようにしたほうが、世の中おもしろい!ホワイトエッセンスもそのひとつの道かもしれませんね。
Commented by G3 at 2005-12-26 18:28 x
鞍立先生もそう思いますか?

実は私も歯科の枠の中に居るだけでは、将来展望も何も無いと思えて、介護や福祉分野でも歯科技工士のスキルが生かせることはないかと模索しています。
組織に頼らず個人での行動ですから手探りではありますが、すでに医科と歯科の枠を越えて、地域の或いは患者さんの為に活動なさっている研修会に他県ではありますが縁あって参加させて戴いています。

昨日は、県境を越えて在宅での嚥下訓練の指導に研修会の先生方が駆けつけてくださり、私も見学させていただく機会を得ました。

研修会は保険福祉医療教育その他からなる多職種の方が参加しており、私のように県外から研修会に参加する人も居ます。

昨日のケースでは主催の先生(本職は整形外科医)衛生士2名、言語聴覚士1名の4名に、患者さんを担当している先生2名での訪問とヒアリング、口腔ケア、言語聴覚士による判定、先生による総合的な評価でした。
特筆されるべきは衛生士さんのスキルが持つ可能性の大きさです。
主催の先生はそれに気がついているからこそ、職種の壁を越えて可能性を追及しているのだと思います。
Commented by G3 at 2005-12-26 18:29 x
続きです。

歯科技工士は悲しいかな法律的には患者さんから隔てられてしまっています。
しかし、気持ちの持ちようによっては充分患者さんに寄り添う事が出来ます。
事実、印象や模型の不備をそのままに作製を要求されるような時、出来ないからと言うだけじゃなく、患者さんの不利益になるからこそクレームを出している技工士は多いと思います。
直接患者さんの評価を聞いたりコミュニケーションを持つ事は、技工士にとっても仕事へのモチベーションを高める事に繋がりますし、多職種との連携は価値観を新たにしてくれます。

もちろん、この研修会には歯科医師も参加されております。
小さな点である私達が今後も地域で必要とされる為には、多職種による緩やかなネットワークや包み込むように寄り添う姿勢が大切ではないかと感じています。

黙っていては変わらない、誤解を受けるかもしれませんけど、私は歯科技工士もここに居るよと声を出しつづけて行きたいです。
Commented by G3 at 2005-12-26 18:47 x
更に続き

私は歯科技工士会に幻滅して退会しています。 患者さんそっちのけで組織同士パワーゲームに明け暮れ、肩書きで何でも出来ると勘違いしている人や組織に何が頼れるのかと。

私が言う組織とは歯科技工士会だけではなく歯科医師会も医師会も含まれます。

学会や講習会にしても新しい技術だ症例だばかりで、患者さんはへたすればモルモットかよって突っ込みたくもなります。

今、私が出会った研修会は、初めて患者さん中心にどうすれば?どう行動すればと考えているようで、新鮮な驚きとともにあります。

患者さんに寄り添う事を忘れ、自身の保身や収入しか考えない医療人のなんと多い事か。 
Commented by kura0412 at 2005-12-27 10:38
少し矛盾するかもしれませんが、これを自由にしてはいけないのが医療だと思うのです。
本来、これは国が一定の方向性ぐらいは示さなければ無秩序状態になってしまいます。
私はそこに関与、リードするのが組織、歯科医師会、技工士会だと思います。
その組織のトップがそこ踏み込める決断が出来るか?そこが一番の問題です。
Commented by G3 at 2005-12-27 15:13 x
しかし組織の動きは鈍い。 鈍いどころか明後日の方向で動いている。 

先生の言う「自由にしてはいけない」と言う部分はどんな所でしょうか?
例えば、専門を超えた範疇まで実際に手をだすとか施術してしまうようなことかもしれません。
しかしそれは当然ありえません。 それぞれが分をわきまえています。 
そうではなく、一人一人の患者さんに多角的なアプローチを提供し、回復を願い生きる意欲を取り戻してもらいたいのです。



  
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-27 17:32 x
いま、国は医療制度改革を断行していて、一番恐れているのは国の方で、いつ医療が「市場の失敗」を起こし、秩序を失ってばらばらになるか、それを恐れているのだと思います。我々が、自ら強烈な社会主義的な規制の中で、秩序を保たせる必要はないのです。国の言われるまま、流されるお利口さんでいては業界がつぶれます。時代が変わったんですから、思い切ったことを始めないと歯科は先細りで衰退曲線を下るだけです。そこから脱却しないと、長い平安の時代から醒めて、自分のために立ち上がらないといけないと思う。この時代をなめたらいけないと感じます。他業界のホリエモンさんのような自由な発想が阻害されたら、新しいコンテンツなど生まれることもないでしょう。これから10年は経済人の時代、そこから10年は環境の時代がやってきます。いまこそ、ブリゴジンのいう異分子が必要なときだと思います。
Commented by kura0412 at 2005-12-27 17:50
個々での関係で先進的に推し進めると共に、大きなうねりを求める時、どうしても組織対組織の関係が必要です。個々の動きだけでは限度があります。
遅い組織の対応を待ってるだけではもちろんダメですが、組織を無視した動きだけでもダメです。

特に企業とタイアップする時は医療として守るところは守らないといけません。企業はあくまでも利益を求めます。また、いくらコーポレンスガバナンスを堅持といっても、それを求めなければ企業ではありません。それぞれ分をわきまえているばかりではありません。隣接する分野の侵すということは当然ありえます。
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-28 10:41 x
組織が変わるときは、配列の中に異分子が入って結合したり、はじき飛んだりして順列を変えてしまう。その異分子は消滅するけど、組織は以前のシステムではなく、新しいシステムでなければ動かなくなる。歯科医師会が異分子を除外していくならば、もう組織としては老人クラブとなってしまうでしょうね。
Commented by kura0412 at 2005-12-28 12:12
先生のご意見の通りです。
異分子の中には組織には有効なものと、率先して排除しなければいけないものとがあります。これを誤って全て排除すれば、当然、その後の結果は明白です。
現在の歯科界は、その鑑別も不能と言えるかもしれません。
by kura0412 | 2005-12-26 16:52 | 歯科 | Comments(10)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412