歯科には季節的な需要はなくなりました

今朝は快晴でしたが、段々雲行きが怪しくなり、夕方から大雪との予報です。ここ小千谷は雪の季節になると、減少している患者の来院が更に減ってきます。
しかし今朝の新聞では、この寒さで消費を刺激し、一度下がることに消費が1700億円押し上げ、歳末商戦の追い風となるとデパート筋では歓迎しているところもあるようです。
こうやって考えると、季節的な需要期、また、突発的な需要の増加というのが世の中にはあることに気づきます。医科でも、風邪の時期、インフルエンザの流行、また花粉症の発生などは、その部類に入ります。
歯科も、以前では学校健診の後は子どもの患者が増える需要が上がる時期がありましたが、現在では、この少子化の加速、また、う蝕の減少で殆どなくなったといってもいいような状況になっています。
これは別な視点から考えれば、歯科は完全に管理、コントロールする疾患になっていることを意味します。
同じく今日の新聞では、特殊出生率がついに1.29まで落ち込んだとの報道です。歯科で季節的な需要はなくなりました。
by kura0412 | 2005-12-17 12:32 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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