「か初診」消滅か?

中医協の論議の中で「か初診」にメスが入りそうな雰囲気です。その理由には、事前の調査で告知の紙を渡していた率が80%に満たなかったこと、そして昨年の中医協を舞台とした事件で問題となった点が挙げられます。それに加え、日歯の関係者もマイナス改定の部分をそこに求めようとしている雰囲気もあるのかもしれません。
しかし、この「か初診」の経緯を顧みると、その導入の為他の点数を削ってここに貼り付けたにも係らず、その縛りがきつ過ぎて予想を遥かにしたまる利用率となり、その縛りを緩和させるが為に例の事件が勃発したわけです。(私は贈収賄で緩和されたとは思っていませんが)
つまり、他の組織を移植した財源を削り取られるわけですから、その痛みは数字に表れるより大きいはずです。
一方、この「かかつつけ歯科医」という言葉がこれだけダーティーなイメージが浸透し、これを保険点数上発展する可能性が低いと考えれば、ここでけりをつけ、別の名称での口腔管理を目指すのも一考かもしれません。
しかし、これは厚生省が歯科医師会に対しての見せしめ、そう考えるのが自然でもあります。
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-02 13:45 x
5年後のオンライン請求を見越して、「かかりつけ」とか「加算」項目がすべてカットされて単純化して、傷病名コードの統一の支援策を講じた診療報酬の改訂になるようですね。
Commented by kura0412 at 2005-12-03 09:02
それは2次的な産物で、事件を受けての見せしめでのカットが一番の理由ではないでしょうか?
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-03 12:09 x
そうかもしれませんね。小泉さんはすごく財務省よりで、側近の会議をうまく使っていますね。中国よりの議員、橋本、田中、野中氏たちを追いやった流れに臼田事件は利用されたのではないかと感じています。その大きな流れから言えば、村上世彰氏が通産省時代に企画した米国型医療サービス化の企画が実行されているようにみえてなりません。オンライン化は最初から言われていたし・・
Commented by kura0412 at 2005-12-03 12:25
その経産省主導のオンライン化を阻止する為、厚労省が今回決断したのです。
Commented by 千葉県 池田 at 2005-12-03 12:56 x
鞍立先生、混合診療は公費削減と同時に、外資系を中心に保険会社の活性化、オンライン化はIT産業の利用と直接契約による医療機関の淘汰と保険者の強化による米国的な指定医療機関制になる方向性で、国が予算を決定する前にマスコミが利用されるように、医療制度が動きやすいように表面化した事象に後手を踏んでいるようにみえますね。早く一新できるリーダーが決まって欲しいのですが・・この理解の仕方って変ですか?
Commented by kura0412 at 2005-12-05 10:09
組織的に変革をしないともう対応は難しいと思います。いずれにせよ、次の3年でこれからの歯科界が行くへ決定的になることは間違いありません。
by kura0412 | 2005-12-02 13:34 | 歯科 | Comments(6)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412