昨日の社会保障審議会の部会で

昨日開催された社会保障審議会の部会での今朝の日経新聞の報道に

医療費サービスの配分効率策は、採算が悪いため人手不足の産科・小児科・救急医療への報酬は手厚くする。対照的に歯科医、調剤薬局、眼科などの大幅黒字部門には患者に分かりにくい報酬項目も見られるため報酬を下げる方向で検討する。

とありました。

それに驚き、その部会の配布資料を見たらこのような記載となっていました。

論点⑦医療費の配分の中で効率化余地があると思われる領域の評価の在り方について検討する視点についてどのように考えるか。
(考えられる基本的視点)
経済・財政とも均衡がとれ、国民の安心や制度の持続可能性を確保するといった観点を踏まえつつ、今後重点的に対応していくべきと思われえる領域の適切な評価を行っていくためには、医療費の配分の中で効率化余地があると思われる領域について、その適正化を図る方向で、評価の在り方について検討していくことが必要ではないか。
(考えられる具体的視点)
患者の状態像に応じた慢性期入院医療の評価の在り方、入院時の食事に係る評価の在り方、外来医療における不適切な頻回受診の抑制のための評価の在り方、コンタクトレンズ診療等における不適切な検査の適正化のための評価の在り方、かかりつけ歯科医・かかるつけ薬局の本来の趣旨に即した適性な評価の在り方等について検討することとしてはどうか。

とありました。とてもコメントする気にすらなりません。
by kura0412 | 2005-11-11 11:08 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412