サバイバルの医院経営

今覗いたHPの経営セミナーの案内のタイトルに「大変革時代の病院経営サバイバル・医療法人改革と資金調達」とありました。
以前からも、歯科でも一強九弱の時代到来と言われている中、連日の医療改革の報道を見ると、このままではジリ貧どころか、本当に経営不振で自殺も考えなえればいけないような状況が予測されるわけです。
本来、医療というものは、同じ仕事を持つものがスクラムを組み、ある程度の余裕の中で進められることがベターだと思っていました。そして私自身、経営主体的な考えをする先生方も非難してきました。しかし、状況はそれを許さなくなってきたようです。
こんなサバイバルの時代なら、何でもありでなければ生き残ることは出来ません。国民は果たして、その状況が待っていることを知って改革を支持したのでしょうか?また、そこまで本音でわれわれは国民を説得してきたでしょうか?
Commented by ikepon at 2005-10-26 12:49 x
千葉県歯の広報の池田と申します。鞍立先生のきょうのお言葉を2年前から感じていました。いま、大きな歯科センターは診療報酬の証券化、広い持ち土地の証券化によって、直接金融での施設規模の拡大を模索しています。医科での徳州会さんがその例です。私たち個人歯科医院は銀行からの高利しか利用できず、こういう大きな歯科センターの割拠によって、淘汰されていくのでしょうか?現在、その医療機関の資金調達を勉強しています。タイムリーなご意見があり、かきこませていただきました。
Commented by kura0412 at 2005-10-27 11:16
コメントありがとうございます。
歯科でも直接金融での資金調達しているところあるんですね。でも、歯科で施設規模拡大しても、どうなんでしょうか?
最近ダイレクトメールの来るローン会社の金融商品に、診療報酬担保の物もありますが、日歯、県歯レベルで歯科医師会が銀行と共同でもっと安い金利で有利な製品開発できると思っているのですが?!
こんな考えを導入しなければ非会員対策は難しいとも考えています。
Commented by ikepon at 2005-10-28 10:32 x
もちろん、ISOであるとか、第三者評価機構に認定されることを目的としています。たとえばインプラントが高度先進技術と仮に認定されるとします。そうするとそれが施行できる施設基準が規定されるおそれがありますよね。医歯大の川渕教授に質問したら、「たとえば、第三者評価機構に認定されているという基準」というような回答がありました。そうなると、保健者と医療機関の直接契約が行われだすと認定された医療機関でなければその治療はできなくなってしまいます。私の町は5万人口ですが、5人体制の個人経営の歯科センターができて、個人歯科医院の患者を新聞の記事化を巧みに利用し、集客をはじめて1000枚以上のレセプトにあっというまになってしまいました。個人開業医は木日の休みの間にほとんどの患者を持っていかれそうな勢いです。経営者が会員であることが気になります。でも、これからはそういう時代。道徳も教育も競争を正当化するじだいです。
Commented by kura0412 at 2005-10-28 11:56
ここまで歯科界が経済的に荒れていると、協調という形での医院経営は難しい時代になってきているのだと思います。
Commented by ikepon at 2005-10-28 14:08 x
鞍立先生、コメントありがとうございます。なんか勇気がでました。ところで、もうひとつ、経済財政諮問会議やかつての総合規制改革会議での医療改革の文言は経済産業省の助言や財務省の計算のうえで、成り立つ部分が合ったと思いますが、この方向性を決めた本があります。通産省の官僚が医療を産業として発展させ、雇用も解決しようと、それにくわえて、評価機構もつくり供給側から受給側中心に移行しようとした本があります。いま、たしかにこの本が現実になろうとすすんでいます。ダイヤモンド社から「市場淘汰されるサービス業、顧客選択されるサービス業」という本に医療はサービス業として今ある道が示されています。この著者こそ、当時通産省官僚だった村上ファンドの村上世彰氏なんです。医療改革もこの人につながるんですね。まさに時の人。
Commented by kura0412 at 2005-10-29 08:46
経産省は凄いですよ!考え方が前向きというより、ハンターに近いでしょうか。縦系列の行政システムの中、他の分野でも平気に突っ込んできます。当然、医療も有望な産業の一つとして位置づけ、いろいろなプロジェクトをやっています。
経産省出身者は、ただの官僚の人間と違うような印象をもっています。
歯科も十分その枠の中に入れるはずなのですが、それには念密な準備と相手にかく乱させられないような度胸がないと大変なことになりますが、
Commented by ikepon at 2005-10-29 10:40 x
その通りだと思います。日歯はもう会長選挙一色だと思いますが、今が一番大事なときです。日歯会長も、職域議員もそういう方が求められていると思います。日医も薬も東大卒の職域がいるわけですから、それ以上の付加価値のついたリーダーが必要です。いままでのものを引きずったメンバーだと、経済財政分野の野望にまきこまれてしまう、それが歯科の置かれている現状ですね。
Commented by ikepon at 2005-10-29 15:30 x
県歯広報にいる私からいわせてもらえば、対内的には日歯広報で十分かもしれませんが、日歯に資金的余裕があれば、まず対外的広報室をつくり、電通などのプロを雇うべきです。もう会員が片てまで、広報活動をやってる時代はおわりました。プロの手法がないから、いまだにイメージが払拭されずにいます。日歯会誌編集でも、あの事例以降、執筆を依頼しても断られることが多くなりました。戦略をもった広報のプロを使ってみることを進めたいと思っています。
Commented by kura0412 at 2005-10-31 09:38
日歯の広報も今までよりかなり前向きに進んでいますが、ご指摘通りだと思います。ただ、われわれが考えているよりも、その費用は莫大のようです。したがって、今、私が考えているのがメーカーとのタイアップです。現在もかなり協力、おんぶにダッコしていますが、それを総合的に戦略的にすすめることを私も提案したいと思っています。
by kura0412 | 2005-10-26 12:06 | 歯科 | Comments(9)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412