何故任期途中での辞職となったのか

首相の総裁3選に追い風、新潟知事選 自公系が勝利

10日投開票の新潟県知事選は自民、公明両党が支持した花角英世氏が激戦を制し、初当選した。両党はこれまで新潟の国政選などで苦戦してきたが、野党統一候補を破ったことで来年の参院選への弾みとなりそうだ。森友・加計問題といった影響は限定的とみて、9月の自民党総裁選での安倍晋三首相の総裁3選にも追い風になるとみられる。

花角氏勝利の報を受け、自民党の二階俊博幹事長は10日、党本部で記者団に「際どい差だったが勝利を収めることができた。慢心することなく今後の政権運営に全力を尽くしたい」と述べた。公明党の斉藤鉄夫幹事長代行はコメントで「公明党支持層も全力で動いた」と強調。ただ、国政での不祥事などを念頭に「現実には非常に厳しい風を感じた」と振り返った。
花角氏は「県民党」をかかげ、政党色を抑えた選挙戦を展開した。自民党や国政で連立を組む公明党もこれに配慮し、幹部は現地入りしても街頭に立たず、地元企業や支援団体への訪問などに徹した。東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働をめぐっては、自民党のエネルギー戦略と一線を画し、再稼働に慎重な姿勢を示してきた。
それでも自民、公明両党が花角氏へのテコ入れに躍起だったのは、今回の選挙結果が単なる地方選の枠を超え、来年の統一地方選や参院選の試金石になると見る向きが多かったためだ。花角氏が今回、負けていれば、来年の大型選挙を「安倍首相のままで戦えるのか」といった疑念が各地にわき上がり、政局に発展する可能性もあった。

森友・加計問題は国会で尾を引いており、政局の先行きは予断を許さない。ただ、総裁選前に実施する与野党一騎打ちの数少ない激戦を制したことで、首相や首相を支持する陣営にとっては総裁3選への不安材料をひとつ取り除けたといえる。終盤戦に入った国会も働き方改革関連法案など重要法案の審議が加速する見通しだ。
新潟は2016年の参院選、同年の知事選、17年の衆院選と、野党が連携して与党を上回る実力を発揮してきた地域だ。今回、野党統一候補が敗れたことで、立憲民主党や国民民主党など野党は来年の参院選に向け、共闘態勢の練り直しを迫られそうだ。

(日経新聞)



そもそも任期途中でありながら前職が辞職した理由を考えてください。本人も認めた確信犯です。マスコミはこの点を全く触れていません。この選挙のやり直しで10億円かかるそうです。そして落選した候補を推していたのは前回と同じ顔ぶれです。
もし結果が違ったら、新潟県民はそれを不問にすることを認めることになります。政策論争以前の問題でした。
by kura0412 | 2018-06-11 10:59 | 政治 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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