構造改革「試案」

昨日、厚労省から医療制度構造改革試案が発表されました。
従来ならこれをもって、関係団体が綱引きを始めるのが常だったわけですが、この表題にもあるように、あくまでもこれは厚労省の試案であり、その中心的には議論されるのは当然ながら、経済財政諮問会議、財務省、そして官邸サイドからまた違って提案が出て来ます。したがって、今回の試案は、われわれサイドからみれば、ある意味でその抑制策は軽いものなのかもしれません。また、歯科に関しては蚊帳の外の分だけ問題点は少ないかもしれません。
まだ、この試案を精査はしていませんが、やられるだけやられている感じがします。これを受けて、既にマイナス改定が当然のような論調が更に加速しそうです。
この試案を読んで一番感じたのは、金銭ベースでの発想に終始している為に、国民皆保険を堅持するということだけで、どんな医療制度を目指したいか、真の意味で構造改革を狙いたいのかの理念が全く感じ取れません。そして、供給側のわれわれがもっと良質な医療提供を求めるのに対して、その評価もせずに、ただ、マイナス、もう制度が崩壊すると風潮しているだけです。
しかし、もう流れが出来ようとしています。その流れを完全に堰き止めることは難しい状況です。
by kura0412 | 2005-10-20 12:32 | 歯科 | Comments(0)

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