『栄養摂取には調理の工夫も必要』

食と栄養のプロが指摘する、シニアに足りていない栄養素は?
栄養摂取には調理の工夫も必要

シニアの食と栄養に関するオピニオンリーダーを対象にしたアンケート調査の結果によると、シニアはもっと積極的にたんぱく質を摂取しなければならないという。食と栄養に関する様々な情報を発信する「アクティブシニア『食と栄養』研究会」が発表した。
同研究会は、管理栄養士、栄養士、医師、看護師、薬剤師、介護士、研究者等の職に就いている人、および高齢者の健康寿命の延伸とクオリティ・オブ・ライフ(QOL)向上のための社会活動を行っている人を「プロシューマ」と呼び、プロシューマの調査などを通じて健やかで豊かなアクティブシニアライフのサポートを目指した活動を行っている。

シニアに不足している栄養素は「たんぱく質」
今回、20~70代の男女プロシューマ会員118人を対象に、2016年2月1日~16日に実施したアンケート調査の結果を集計し、まとめた。
シニアの健康維持に必要であるにもかかわらず、不足していると思う栄養素や機能性成分を尋ねたところ、「たんぱく質」(102人)との回答が群を抜いて多かった。次いで、「ビタミン」と「ミネラル」(いずれも65人)、「食物繊維」(50人)が続いた(図1)。

必要な栄養素を摂るための工夫は?
シニアが必要な栄養素を摂取するために、どのような工夫ができると考えるかとの質問に対しては、1位が「摂取しやすくなるように調理を工夫する」(75人)、2位が「家族や仲間との共食の機会を多くつくる」(61人)、3位が「栄養素についての情報を発信する」(50人)だった(図2)。

また、プロシューマ自身がシニアの食と栄養についてのスキルアップのために、どのような情報が欲しいか聞いてみると、「栄養素や機能性成分の効果・効能」(57人)、「サルコペニア対策」(52人)、「ロコモティブシンドローム対策」(47人)が上位に挙げられた(図3)。

【Gooday】



シニアが必要な栄養素を摂取するために考える工夫のトップに「摂取しやすくなるように調理を工夫する」がありました。ということは、口腔環境を保つことが重要であることは当然です。
by kura0412 | 2016-09-07 15:55 | 嚥下摂食 | Comments(0)

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