『日歯・堀 憲郎執行部がスタート』

日歯・堀 憲郎執行部がスタート

日本歯科医師会は3月10・11の両日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において第182回臨時代議員会を開催,第5号議案として上程された理事選出に関し,24名の候補者全員が信任された.これは会長予備選挙に当選した堀 憲郎氏が提出した理事候補者に対する信任で,代議員138名による投票で決まったものである.堀氏は122票の信任票を得た(138票のうち,無効票は2票).
堀氏は新会長として11日に第1回理事会を開催し,24名の職務分担について決定した(別表を参照).新執行部の任期は平成29年6月に開催する定時代議員会までだが,現在中医協委員である遠藤秀樹氏は,社保担当の常務理事として再任,継続して中医協委員を務めることになる.

堀新会長は会長予備選挙への立候補に際し“共に新たな航海へ!! ”として「決意表明」した内容につき,遅滞なく着手する義務を負っており,当面短い任期であるとはいえ,新しい執行部の責任は重いものがある.なお,決意表明の一部を以下に示した.

「――略―― 事件による混乱を別としても,真剣に考えるほど,歯科界は気が遠くなるような危機的状況にあると感じます.高齢化に伴い医療政策は音を立てて地域へシフトしています.我々は遅滞なく対応できているでしょうか? 2025年問題,さらにはその先の人口減少問題に対して我々は対応の明確な青写真は持てるでしょうか?

そのような難局にあって,現在の歯科界の停滞から活性化に向けて船を転じるには,とてつもないエネルギーと時間を要することも,先ほど申し上げた事例(中医協における事例:編集部)等を通じて,実体験し理解しています.
ただひとつ,とてつもないエネルギーと時間は掛かるが,その先に達成感をもてる結果が存在することも,私は肌で感じて知っている数少ない人間のひとりと思っています.まだまだ手つかずで可能性を秘めた議論が歯科界には数多くあることも知っております.
今思い描くことが任期中に達成できるとは思っていません.5年,10年,20年,或いは半世紀を要する道のりになるかもしれません.しかし,少なくとも歯科界の歩むべき方向性を示し,その課題をしっかりと整理し,議論の体制を作って次の世代に引き継ぐことは,我々の世代の責任と認識しています.そして一刻も早くこの議論に着手しなければ歯科界の明日は無いと思っております. ――略――」

【HYORON NEWS】
by kura0412 | 2016-03-15 16:38 | 歯科医療政策 | Comments(0)