クールビズの効果から

今年の流行語大賞にノミネート間違いなしのクールビズ、夏の暑い時に、その気温にあったスタイルを勧めるという、生活するに当たり前のことを推奨したのに、これが大きな話題をよびました・
まず、個人的に、暑がりの私としては、会議にスーツ、ネクタイをしないで出席出来たのはなんといってもありがったです。そして、この効果は温暖化防止にまで影響を及ぼす結果をも生み出したとの話です。
自民党圧勝の総選挙にも、このクールビズは効果があったと思います。
生真面目にネクタイをしている民主党岡田代表と対比して、ストライプのシャツを腕まくりで着る小泉首相、頭ははげているのに、何故か黄色やピンクのボタンダウンが似合う武部幹事長、その内容よりもイメージで、選挙民に改革を印象つけさせました。
私はこのような効果を再考したときに、日本の社会にある風習、制度を今一度リセットして当たり前の状況に戻す作業をするべきではないか、そんな思いをもっています。
特に、敬老の日で取り上げられたこれからの少子高齢化が著しくなる日本の社会において、この作業なくして日本の将来の展望は見出せないと考えるからです。
暑い中、社会的ルールだからといって、わざわざスーツにネクタイをして、輸入した燃料を使用したエネルギーを使って冷房を効かせる。こんなことを今まで日本の社会は慣習として続けていたのです。こんな考え直すだけで、お金もかけないで効果を生み出すことはいくらでもあるのではないでしょうか?そしてこれも改革であるはずです。
by kura0412 | 2005-09-20 10:18

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