再び総枠管理が浮上

医療費を経済指標に連動させる「総枠管理」が、自民党圧勝を受けて、再び議論の俎上にのってきました。
これを実施されると必ずはみ出す部分が出てきます。高齢化社会が進展している中、同じ枠の中での考えを貫こうとすれば当然です。
その結果、混合診療の拡大となって個人負担が増えると共に、医療の平等性が段々失われていく。この流れが経済界の一番の狙っているところです。
次に、医療供給側にそのはみ出す部分を吸収することを強制する。しかし、これもこれだけそれぞれの診療経営が逼迫している中、既にその許容は限度に至っています。
そして、国民に医療の質の低下を甘受してもらう。このいずれかが待っています。
今回の選挙の結果、官邸、財務省主導が更に強くなり、族議員の力の低下、医療関係団体の政治力の低下によって、医科に関しては、医療人の誇りを失いたくない思いで必至に抵抗しながらも、現実の対応として、混合診療を拡大していることになるとなると思います。
では歯科はどうなるかとなると、その展望が現時点では全く拓けてないのが現状です。
Commented by a-yanappa at 2005-09-16 19:23
甘受とは、本来快く受け入れる、と言う意味です。医療の質の低下は、甘受しかねる所なのですが・・・
混合診療が拡大すれば、更に診療抑制が進み、医療者にとっても、患者にとっても、歓迎されないことだと思うのですが・・・
Commented by kura0412 at 2005-09-17 12:42
ご意見の通りです。
しかし、従来の経済理論だけで医療をみるとその意見が、あたかも医療供給側のエゴ、金儲けと捉えられています。
これを打破しないと、結果、国民の医療は発展するどころか、守ることすら不可能だと思います。
by kura0412 | 2005-09-15 11:43 | 歯科 | Comments(2)