次回こそ政権交代可能だが

一部のマスコミで今回の総選挙での選挙区選挙で、得票率と議席獲得数のかい離に対して疑問を呈していたコメントがありました。
しかし、これは小選挙区制導入の時に既に分かっていたことで、今までの選挙では今回のように明確な議席の差となって現れなかっただけのことです。
ですから、次回の選挙ではその逆も十分に可能なのがこの小選挙区制度の特徴です。特に今回は、民主党もほぼ全選挙区に候補擁立ができ、いずれの選挙区でも反自民を思う有権者の選択肢の準備は出来ています。
恐らく、中選挙区で今回のような結果が出たならば、政権交代は夢のまた夢となったのでしょうが、カナダでは169議席あった与党が2議席に激減した事例もあったそうです。逆に小選挙区制度であれば、次回の総選挙こそ政権交代の実現も可能となったことを今回の選挙で示しています。
この話を松下政経塾出身のある友人に話したところ、確かにその通りだが、これだけ落選者が多くなると、金がどこまでもつかも大きく影響するとの返事でした。
by kura0412 | 2005-09-13 11:36 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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