内閣支持率上昇

小泉首相の内閣支持率が上がっています。また、それを反映して、株価が上昇しています。
当初、民主党政権誕生か?と噂されていた流れに変化がきているのでしょうか?
記者会見で、過半数を取れなければ退陣すると明言したこと、郵政民営化への信認の選挙、そんな歯切れのいい言葉が国民に分かりやすく受けたのでしょうか?いずれにしても今回の解散は小泉首相独断で断行しました。
もし、自民党勝利となれば、小泉首相の唱える「構造改革」が加速することは間違いありません。歯科界は、これをどう判断すればよいのでしょうか??
by kura0412 | 2005-08-10 06:59 | 歯科 | Comments(1)
Commented by 努落下 at 2005-08-10 12:46 x
 小泉首相が掲げた郵政民営化は、国民との公約であり、いわゆる造反組は公約を破った政治責任を問われております。反対派がここに来て前言を翻すようでは、政治的信念に基づく言動だったのか疑問であります。政治家の言葉・行動は小泉首相のように背水の陣を敷き、首尾一貫していなければなりません。
 また、民主党は郵政職員への配慮から民営化法案に反対しましたが、岡田克也代表は、いずれは民営化が必要という考え方であるならば、今回の選挙で民営化の姿や手順を明確に示すべきであります。もっとも、規制改革や官業の民間開放などは民主党の支持団体である公務員の立場を脅かすので、改革を阻んでいるのでしょう。
 このように、既得権益を主張する様々な団体が改革を阻んでいますが、今、求められているのは特定団体の権益にとらわれず、日本の将来に必要な改革を断行する政党であります。政策本位の選挙を貫くことで、自民党が生まれ変わることに期待します。
 新しい自民党には、国民の医療・歯科医療充実・質向上のため、医療の本来あるべき姿と医療制度の将来像を一刻も早く示して欲しいと思います。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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