高額医療費の議論を

昨日、ある医療保険に詳しい先生からお聞きした中で、レセプト点数順位による医療費の構成比率で、上位1%未満に26%、逆に下位75%はその22%を占めているだけにすぎないとの話でした。つまり、医療保険の財源の半分以上が多くが、医療利用者の一割程度の、高額医療費の人に費やされていることになります。
したがって、医療費というものを経済的に論ずるならば、まず、この高額医療費をどう取り扱うかを議論することが、一番効果もあり、即効性が生まれるはずです。
ところろが、現在の議論は、金額にして下位の部分をいじろうとしているだけです。もちろん歯科の殆どが、下位22%の中に含まれます。
生命は何よりも代えがたいものとはいいますが、果たして、それだけでしょうか。
Commented by 努落下 at 2005-06-27 14:54 x
まさに同感です。
「ばんぶう」7月号で、研修医が「終末期の対症療法に要する高額な医療費はいったい誰のための治療なのかと悩まされる」と語っております。
6月24日閣議後の記者質問「自民党の丹羽社会保障制度調査会会長が、年末に向けての医療費適正化策の中で、終末期医療や一人にお金がかかる医療、その例として人工透析があげ、そこに踏み込みたいと話をされているが」に対して、厚労相は「終末期医療についてはご議論があるところであります。レセプトの高額なもの上位1%位で医療費の20%位を占めると思います。この辺に対するご議論はあるところであります。透析についてはご発言の趣旨などもお聞きし、私どもも検討していきたいと考えております。」と答えております。
なお、丹羽氏は高額医療のレセプト重点審査基準の引き下げにも取り組むと講演会で述べておりますので、今後の「高額医療費の議論」に期待いたします。
Commented by kura0412 at 2005-06-28 11:32
そのレセプトの高額医療の基準が、歯科と医科は桁違いだそうです。医科の基準なら、まず、歯科はないだろうとの話も聞きました。日頃の指導対象の人数もそうですが、審査基準の不平等も感じています。
by kura0412 | 2005-06-27 11:04 | 歯科 | Comments(2)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412