日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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更に加速か(総選挙情勢)

攻める与党、野党防戦…選挙サンデー

「選挙サンデー」の7日を迎えて前半戦を終えた衆院選(14日投開票)で、自民党の攻勢が目立っている。
序盤情勢で優位が伝えられた余勢を駆って、安倍首相や菅官房長官が民主党幹部らの選挙区に連日入り、足元を揺さぶっている。民主党をはじめ野党側は、全国を回るはずの党幹部が地元に足止めされるなどしており、防戦を強いられている。
各党党首は7日、最大の争点となっている経済政策「アベノミクス」などを巡り、全国で舌戦を繰り広げた。
安倍首相(自民党総裁)は都内9か所で街頭演説を行った。民主党政権当時よりも雇用や賃金などの経済指標は上向いていると強調した上で、「民主党政権の暗い、低迷した、混乱の時代に戻っていいわけがない」と訴えた。
公明党の山口代表は大阪市の街頭演説で、「軽減税率は、消費税を上げても消費が冷え込まない効果がある」と述べ、2017年4月の消費税率10%への引き上げと同時に軽減税率を導入すべきだと強調した。
民主党の海江田代表は長崎、福岡両県に入った。長崎県諫早市では、アベノミクスで非正規雇用が増えたと主張し、「働く人の4割が非正規。どう考えてもおかしい。世界にも類を見ない」と政策転換を訴えた。
維新の党の橋下共同代表は大阪府富田林市での街頭演説で、「消費税が上げられ、年金が下げられ、国会議員の給料は上げる。なぜ怒らないのか。国会議員の身を切る改革が先だ」として、議員定数削減や歳費カットを主張した。

「無責任な政治から脱却しましょう」。安倍首相は7日午後4時半、東京都府中市の商業施設前にいた。選挙カーの上で、東京18区から出馬した民主党の菅直人・元首相を念頭に、民主党政権時代の政策を批判。同選挙区の自民党前議員・土屋正忠氏への支持を訴えた。施設前は、出入りが困難なほどの聴衆が集まった。
東京18区には、前日の6日に菅官房長官も入り、武蔵野市の吉祥寺駅前で街頭演説した。菅元首相のことを「私と同じ漢字で読み方が違う名字の人」と呼んで聴衆の笑いを誘った上で、「アベノミクスに一番反対している相手に、圧倒的勝利を収めることが信任の象徴になる」と強調した。
一方の菅元首相は今回、他候補の応援を全くせず、地元での活動に専念している。7日は同市の武蔵境駅前の商店街を1軒ずつ訪ねる「どぶ板」に徹した。
菅元首相の陣営関係者によると、民主党に逆風が吹いた前回12年の衆院選でさえ、他候補の応援に数回は出かけていたという。
この日、菅元首相は同駅前で、安倍首相が来ることに触れ、「この18区で自民党の議席を一つ減らすことが、安倍さんの暴走を止める力になる」と呼び掛けた。
東京18区は、共産党新人の結城亮氏も出馬している。

7日午後5時頃、雪が積もる岩手県西和賀町の公民館前で、生活の党の小沢一郎代表が「今度の選挙は大変厳しい」と絶叫した。
小沢氏は6、7の両日、地元・岩手4区に入り、30か所で遊説した。16選を目指す小沢氏が、選挙中に地元を回るのは約30年ぶりだ。
これまでは自ら率いる党所属候補の応援などのため、選挙中は地元にいないことが普通だったが、今回は接戦との見通しから、異例の地元入りが決まった。陣営幹部は「従来のように甘くない」と危機感をあらわにする。
7日もつじ立ちを重ねた小沢氏。「もう一働きできるように心からお願いしたい」。演説を終えると、聴衆全員と握手した。
岩手4区は、自民党前議員の藤原崇氏、共産党新人の高橋綱記氏も出馬する。

民主党幹事長の枝野幸男氏は、出馬している埼玉5区で自民党前議員・牧原秀樹氏と伯仲しているとの見通しから、地元での活動を増やしている。
枝野氏は、他候補の応援のため新幹線などで移動する前に、選挙区内の大宮駅前に立つなどしてきたが、陣営関係者は、さらに地元での時間を増やすことを検討中だ。自民党はここでも、小泉進次郎復興政務官、石破地方創生相らを牧原氏の応援に送り込んでいる。
埼玉5区は、共産党新人の山本悠子氏も出馬している。

【読売新聞】



<衆院選中盤情勢>与党、3分の2超す勢い…本社総合調査

毎日新聞は第47回衆院選(定数475=小選挙区295、比例代表180)が14日に投開票されるのを前に、5~7日に特別世論調査を実施し、取材情報を加味して中盤情勢を探った。自民党は小選挙区、比例代表で計300議席を上回る勢いで、公明党と合わせて衆院の3分の2(317議席)を超えるだけでなく、自民単独での3分の2超えも視野に入る。

◇自民堅調続く/第三極振るわず、民主伸び悩み
民主党は公示前の62議席を上回るが、小選挙区、比例ともに前回の2012年から小幅の伸びにとどまりそうだ。維新の党は計30議席に届かない見通しだ。

調査では、小選挙区で4割強、比例代表で約2割の人が投票態度を明らかにしておらず、終盤で情勢が変わる可能性もある。
自民党は青森、秋田、山形、群馬、富山、石川、福井、岐阜、和歌山、鳥取、島根、山口、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、宮崎の各県ですべての小選挙区を制する勢い。小選挙区の合計で、前回12年の237議席に迫る勢いだ。さらに比例代表では05年衆院選に匹敵する70議席台を確保し、前回得た57議席から大きく上積みする見通しだ。11ブロック全てで民主党の2倍近い議席を得る情勢だ。
連立を組む公明党も、候補者を擁立した9小選挙区がいずれも優勢で、比例代表と合わせて30議席半ばをうかがう。提出法案が参院で否決された場合に衆院で再可決できる「衆院の3分の2」を上回る議席を、自公両党で再び獲得するのは確実な情勢だ。

民主党は小選挙区で前回(27議席)を超える30議席台を確保しそうだ。ただ、他党との調整で自党の候補がいない小選挙区が増えた。前回選で、比例復活に回った海江田万里代表、菅直人元首相ら幹部が再び苦戦している。比例代表も前回(30議席)を上回る40議席をうかがうものの、与党の勢いに押されて大きな党勢回復にはつながっていない。

維新の党は小選挙区で4~5議席にとどまる見通しで、地盤の近畿を含めて劣勢を強いられている選挙区が多い。比例代表は20議席前後の見込み。
次世代の党は小選挙区で平沼赳夫党首らの2議席にとどまり、比例代表は議席獲得のめどが立っていない。「第三極」政党は全般に振るわず、与党への批判票などの受け皿になる存在感を十分には発揮できていない。
共産党は四国以外の比例代表10ブロックで議席確保が見込まれるほか、沖縄で1議席を競り合うなど、公示前の8議席から一気に20議席まで躍進する可能性がある。
生活の党は沖縄の小選挙区で1議席を確保する見通しだが、小沢一郎代表が苦戦。比例代表も伸びず、公示前勢力(5議席)の維持は困難だ。社民党は沖縄で1議席のほかには、比例代表がゼロの可能性もある。公示前の2議席維持は微妙な情勢だ。

【毎日新聞】
by kura0412 | 2014-12-08 15:52 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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