歯科界は波に乗れていない

昨日、「最近、政府関係の会議の回数がやたら多い。」ある行政の審議委員をされている先生方との懇談の中で聞きました。
その理由を推測すると、政府の予算編成の骨格を定める時期が迫っていること。経済財政諮問会議が先行的に議論を重ねるので、その対抗措置として、一定の結論をもつ必要があること。そして、小泉内閣が長くてあと一年ということで、小泉首相が最後に、何か仕掛けてくるだろう準備など、いろいろ考えられます。
そして、懇談の中で、その中で、歯科関係の議題が殆ど出ることがないどころか、話のきっかけを作ることも難しい状況との話も聞きました。私がお話を聞いた先生は、行動力もあり、非常に優秀な先生だっただけに、その状況は驚きでした。
残念ながら、政府全体、社会の流れには、歯科界は、その波に乗っていない現状があるようです。さて、この局面で、歯科界は、何をしなければいけないのでしょうか?
Commented by 努落下 at 2005-06-10 21:00 x
昨年3月末に黒川 清先生(日本学術会議会長・日医医療政策会議議長)が、日本医事新報のインタビューに答えて、「日医の新会長に期待するのは、長期的なビジョンとそれを強力に実現していく戦力的発想と計画であり、権利の主張だけでなく、いかに国民に信頼され、支援を受けられる政策を打ち出せるかだ。」と述べ、政治を動かすのは国民であり、ターゲットは国民であることをまず考え、政策をわかりやすく説明する広報戦略も不可欠であり、そのためには社会のための医師会を目指すことが大切であると示唆しております。
 また、今は医療制度全体を考え直すべき重要な時期なのだが、誰もグランドデザインを描けない。日医執行部も問題は認識しているが、戦略的思考が強いとは言えず、組織として機能を十分に発揮できていないと指摘しております。
 以上から、歯科界は何をすべきかのヒントが見出せるのではないでしょうか。
Commented by kura0412 at 2005-06-11 08:25
日本で、国民の口腔環境をの保持、増進が出来るのはわれわれしかいないのだから毅然とした態度で挑めばいいのですが、実際は、日々の診療、会務で汲々としているのが現状のようです。しかし、何とかしなければ!
by kura0412 | 2005-06-10 12:12 | 歯科 | Comments(2)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412