『高度医療の一部「保険除外を」 経団連が提案 』

高度医療の一部「保険除外を」 経団連が提案

経団連は、医療費が膨らみ財政難に直面している公的医療保険制度の改革に関する要望をまとめた。
保険財政を破綻なく持続させるには、給付のメリハリを付け効率化が欠かせないと指摘。保険給付の範囲を絞る方向で改め、一例として高度医療を一部、保険適用から外すことも提案する。
5月半ばに正式決定し、関係の国会議員や政府機関へ要望する。

要望は昨年末に成立した政府のプログラム法が記す医療保険改革では不十分だと批判。医療給付の重点化や効率化に向けた「具体策に欠ける」と指摘した。
安価な後発医薬品の使用をより進めることや、急増している整骨院への給付を抑制すること、データ分析に基づく医療の効率化を求めている。
保険給付については、厚生労働省が検討する大病院の外来受診の定額負担や入院時の食費の自己負担上げだけでは「見直しの範囲が狭い」と主張。がん治療など高価な薬や医療機器を使う高度医療の一部を、保険適用から外すことなどを提案する。
高齢者医療への税金投入の拡大などで、企業や個人の保険料の負担増に歯止めをかけることも求める。
大企業の健康保険組合の負担を増やしたり、高所得者の保険料の上限を引き上げたりすることには慎重で、大企業健保の負担増で国民健康保険の赤字を穴埋めする案にも反対している。
医療保険制度改革は、先月から厚労省の審議会の専門部会で議論が始まった。今秋から年末までにまとめ、2015年の通常国会に健康保険法改正など関連法案の提出を予定する。経団連は議論の本格化を前に、より抜本的な改革を訴えたい考えだ。

【日経新聞】


選択療養の保険外併用療養制度導入と共に、6月の規制改革会議の取りまとめに向けて大きな議論となりそうです。
by kura0412 | 2014-05-09 15:51 | Comments(0)

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by kura0412