STAP細胞論文に対して二つの意見

ハーバード大教授「撤回理由ない」 STAP細胞論文で

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は10日、理化学研究所が撤回も検討している「STAP細胞」の論文について、共著者のチャールズ・バカンティ米ハーバード大教授が「私が持っている情報に基づけば、論文が撤回されなければならない理由は見あたらない」と語ったと報じた。

バカンティ氏は、論文の主執筆者である理研の小保方晴子研究ユニットリーダーの元指導教官。同紙によると、バカンティ氏は小保方氏と10日に話したことを明らかにした上で「(論文に)いくつかの誤りがあったが、結論には影響しない」と述べ、さまざまな組織に分化するSTAP細胞を作ったとの研究結果の正しさを訴えた。小保方氏も同じ立場だと説明した。
論文には画像や表現に不自然な点が指摘され、共著者の一人、若山照彦・山梨大教授が「信用できなくなった」と撤回を呼び掛けた。バカンティ氏は「仲間からの圧力でこのような大事な論文が撤回されるとすれば大変残念だ」と話した。

【日経新聞】


STAP細胞、論文取り下げ提案 共同研究の山梨大教授

理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが発表した新型万能細胞「STAP(スタップ)細胞」の論文について、共同研究者である山梨大の若山照彦教授が、小保方氏らに論文を取り下げるよう提案していることが、10日分かった。

若山教授は同日夜、山梨大(甲府市)で取材に応じ「STAP細胞の担当ではない理研のグループディレクター3人から論文取り下げのアドバイスを受けた」と説明。「小保方さんに論文取り下げを提案した」と話した。
理研の担当者は若山教授の提案について「指摘を真摯に受け止めている」と説明。論文を取り下げる場合には共同で執筆した研究者の合意が必要なため、「国内や米国の研究者も含めて対応を協議する」として取り下げも含めて検討する。
若山教授は論文の取り下げを提案した理由について「論文に使われた写真が小保方さんの博士論文と同じ。これが決定的な不信になった」と指摘。さらにSTAP細胞の作製を証明する重要な証拠である遺伝子変化のデータについて、理研はこれまで変化があると報告していたが、理研が先週発表した作製方法の説明文書では否定されていたことにも疑問を持ったという。
ただ、若山教授は論文を取り下げた場合は「全力をあげて、STAP細胞を再現できる完璧な論文を作成したい」と述べた。
STAP細胞は弱酸性の溶液にマウスの血液細胞を浸すだけで作製できるとして、理研は英科学誌「ネイチャー」に論文を発表。理研は、同じ万能細胞であるiPS細胞より簡単な方法で作製できると説明していた。
しかし成果の発表後、論文の内容を巡って疑問が相次いだ。論文に掲載された画像データに加工されたように見える部分があることや、別々の実験による画像データがよく似ているといった指摘があった。他の研究者からも「作製を試みてもできない」として再現性を疑う見方が出ていた。
一連の指摘を受け、理研は研究に関わっていない内外の専門家に調査を依頼していると説明するとともに、再現性の問題を払拭するため、STAP細胞の詳しい作製手法も公表した。
理研は調査結果については「速やかに公表する」と説明していた。

【日経新聞】



混乱しているようです。
違う所属の共同筆者がかなりの数いるようなのも一つの混乱の原因かもしれません。
一度取り下げて(出来るのかは?)再びトライすることがベターなのでしょうか。
表に出られない小保方先生が心配です。
by kura0412 | 2014-03-11 11:20 | 思うこと | Comments(0)

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by kura0412