医療ITの活用(日歯)

医療ITの活用,レセプト電子化移行への周知を急ぐ(日歯)

日本歯科医師会(大久保満男会長)は2月20日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において定例の記者会見を行った.
冒頭の挨拶の中で大久保会長は,診療報酬に関連して基金の問題,とりわけ都道府県・郡市区歯科医師会と行政との連携の重要性を改めて確認し,「日歯の役割はその基盤を強化すること」と引き続き橋渡し役として対応に当たっていく旨を述べた.他に紹介された内容は以下のとおり.

第175回臨時代議員会の開催告知
3月13・14日の2日間,歯科医師会館地下1階の大会議室において第175回臨時代議員会が開催される.予算編成の審議が中心となる今回,日歯は引き続き事業の効率化・スリム化を図る一方で,会員にとって魅力ある組織団体となるよう,各大学同窓会へのアプローチをはじめとする非会員対策,また新卒の比率でも大きな割合を占めるようになった女性歯科医師への働きかけ等を積極的に行い,代表質問でも例年必ず挙げられる“組織率の向上”に努めたいとしている.

医療IT化およびレセプト電子化に関する見解
医療IT化政策が推し進められる中,現在最長で平成27年3月末まで猶予期間が設けられているレセプト電子化について日歯の見解が示された.
平成25年12月末日での電子レセプトの普及率は,医科病院が99.9%,医科診療所が95.3%,調剤が99.9%であるのに対し,歯科では68.2%にとどまっている.レセプトコンピュータを所有し,使用しているにもかかわらず「手書きレセプト」へと変更する場合は請求省令違反となるが,未だこの猶予措置を誤って認識している会員も多いと捉える日歯は,今後さらなる周知を図り,医療情報連携ネットワークに関する実証事業に歯科も参画することがIT時代における医療・多職種連携のさらなる推進につながる,と考えている.

産業競争力会議において特定された課題には,
①国民の「健康寿命」の延伸, ②安全・便利で経済的な次世代インフラの構築, ③クリーンかつ経済的なエネルギー需要の実現, ④世界を惹きつける地域資源で稼ぐ,の4つが挙げられる.これらの課題を横断的に解決するにはITの利活用が鍵であるとし,歯科界としても「口腔機能の維持と健康寿命延伸との関係」など,歯科関連研究の一層の進展を期待したいところである,としている.

【ヒョーロンニュース】



レセプト電子化については舵を切った印象がありますが、時の趨勢ということでしょうか。
by kura0412 | 2014-02-27 15:26 | Comments(0)

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by kura0412