実質(?)プラス0.12%の改定

診療報酬改定について日歯がコメントを発表

12 月24 日,東京・市ヶ谷の歯科医師会館において,日歯・日歯連盟による次期診療報酬改定に関する臨時記者会見が開催された.
大久保満男・日歯会長(写真:左),髙木幹正・日歯連盟会長(同右),堀 憲郎・日歯常務理事(中医協委員)から,それぞれの立場で意見が述べられた.

歯科は診療報酬本体がプラス0.99%,そのうち0.87%が消費税増税対応のため,実質(?)プラス0.12%の改定となったが,これは30 億円強の金額となる
前回の改定では500 億円超プラスされたことを鑑みると,10 分の1 以下の結果ではあるが,診療報酬改定の具体的な貼り付け作業はこれからで,諮問,答申までに若干時間がある…….

安倍総理を巻き込む形で「官邸主導の決着」をみたが,尽力いただいた多くの歯科系議員,国民歯科問題議員連盟の方々をはじめとする与党議員の皆様 には感謝したい.消費増税と改定の時期が重なったが,平成27 年10 月からの10%への消費増税,また次回の改定時(平成28 年)も同様の対応となるのか,あるいは今回が特別(特例)なのか問題である.
従来は薬価のマイナス部分を診療報酬本体に回す手法がとられていたが,今回は薬価のマイナス分をそのまま反映させる方式となっていない.これが恒久化(固定化)されるものか,今回限りのものであるのか注視していく必要がある.「持続可能な社会保障制度」を実現するために消費増税がなされるわけで,診療報酬がそれに見合ったものにならなければ,増税の意味が 失われかねない.
いずれにしても,歯科の医療現場は大きく疲弊している状態であるから,マイナス改定という最悪の事態だけは避けられたことに,ホッとしている.

【ヒョーロンニュース】
by kura0412 | 2013-12-26 17:55 | 歯科医療政策 | Comments(0)

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by kura0412