在宅の介護者、最重視するケアは「食」なのですから

在宅の介護者、最重視するケアは「食」- イーエヌ大塚製薬が調査

在宅の介護者は、各種ケアの中でも、特に「食」に関するケアに力を注いでいることが、医療食や高齢者用食品などの研究・開発、製造・販売を手掛けるイーエヌ大塚製薬の調査で分かった。
また、要介護者は特に食事の際に、楽しいと感じたり、笑顔を見せたりするのが多いことも分かり、在宅介護における「食」の重要性が浮き彫りになった。

イーエヌ大塚製薬では今年9月、藤田保健衛生大の東口高志教授の監修の下、在宅介護に取り組む介護者に対し、アンケート調査を実施。1000人から有効回答を得た。
各種ケアの中で、介護者が最も力を注いでいるケアを尋ねた結果では、「食事の準備」が19.1%で最も多くなった。
以下は、「トイレ・排泄」(17.6%)、「話し相手」(14.5%)、「食事」(12.5%)、「散歩などの外出」(9.8%)、「入浴」(7.4%)、「服薬」(5.4%)などの順となり、食に関する介護(「食事」や「食事の準備」)に最も力を注いでいる介護者は3割以上に達した。

また、要介護者に感謝された時について複数回答で尋ねた質問では、「何かを食べるとき」(29.2%)が最多となったほか、要介護者自身が楽しいと思う時について複数回答で尋ねた質問でも、「食べるとき」(62.2%)が最も多かった。
要介護者が笑顔を見せる時について複数回答で尋ねた結果では、最も多かった回答が「話し相手をしたとき」(50.7%)だったものの、次に多かったのが「何かを食べるとき」(41.2%)となった。

■要介護度が高いほど、「食」の負担も重くなる傾向も
一方、最もストレスを感じる介護を要介護者の介護度別に尋ねた質問で、「食事」もしくは「食事の準備」と回答した比率は、要介護1では13.5%にとどまったものの、要介護3では15.0%となり、要介護5では22.5%となった。
この結果について、イーエヌ大塚製薬の担当者は、同じ調査で、要介護度が上がるにつれて、要介護者が食事を食べなかったり、拒否したりすることに悩む介護者が増えていくことも分かったことから、「今後は、要介護度が高く、常食を食べるのが難しい人でも、食を楽しめるような工夫が必要なのではないか」としている。

【キャリアブレイン】



介護の手間という点では食事と排泄・排便がトップですが、介護者の生活の軸となるとやはり食事ということになるのだと思います。
もっとこの点をPRがまだまだ足らないと共に、食に関する専門家としての具体的な対応策の提示も必要です。
by kura0412 | 2013-11-11 17:30 | 介護 | Comments(0)