需給問題が新たなステージに

「これまでの歯科医師の供給数を中心に考えてきた歯科医師需給問題が、歯科医療を提供する人材の不足に起因する、質の低下と大学間格差への対応を迫れるという、深刻な問題へ変質したと考えざるを得ない。」

これは9月13日の日歯代議員会で日歯の見解として「歯科医師受給問題への見解・今年の国家試験ならびに大学入試に関連して」公表された内容です。
そして
「今後は歯科医師数の需給とともに、入学時の選抜機能、大学での教学のあり方、国試機能などを考え合わせて、改善の後方性を見定めるという新しい方策の構築が必要であり、日歯、大学、行政ともどもに求められる課題と考える。」と結んでいます。

需給問題が新しいステージとなったことを日歯も認識してきました。
by kura0412 | 2012-09-21 18:37 | 歯科医療政策

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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