地震より厳しい財政状況

地震の影響で被災地の来年度予算編成が大幅に遅れています。遅れているというよりも、組むための原資の目処がたたず、建てられないというのが正しいかもしれません。
ここ何年間は、三位一体の影響を受けながら、経費削減に努めながらも、足りない分は財政調整基金から繰り入れて、何とか帳尻を合わしていたのが実態でした。
その頼みの綱の基金が、地震による補正予算への支出の為底をつきました。小千谷市でも本来、この時期に大型の補正予算を組みたいのですが、その原資がない為に組めません。今回の補正では県からの100%補助の予算案だけです。現在、事務レベルでは、来年度予算の査定中ですが、厳しいということでは言い表せない予算編成だと聞いています。
本来なら、足りなければ借りるというのが一般的な考えですが、起債比率というハードルがありますので、足りないから借りるという構図も出来ません。
市の職員が「地震直後の対応も苦しかったけれど、まだ、財政担当でなくてよかった」と私に本音を漏らしてくれました。被災地の財政は、地震より厳しい状況であるということです。
by kura0412 | 2005-01-24 11:32 | 中越 | Comments(0)

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