日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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即断した方が双方傷が浅くなるのでは

民主分裂 首相修正拒否、決裂へ 会派離脱届集めに着手

民主党にとどまっても、新党を結成しても展望がみえない小沢一郎元代表と、自ら唱えてきた党内融和が破綻寸前の輿石東幹事長。2人は2回会談したが結論は出なかった。
小沢氏が集団離党や民主党会派離脱をちらつかせ野田佳彦首相を揺さぶる中、首相は党の立て直しに指導力を発揮することもなかった。3人は崖っぷちに立たされたまま混乱だけを招いている。

小沢氏「増税先行は国民への背信行為だ。ぜひ撤回してほしい」
輿石氏「鋭意努力しています。離党はしないでください」
輿石氏は「党を分裂させるべきでないとひたすら繰り返した」(民主党幹部)という。首相が消費税増税法案の撤回をのむはずもないが、参院での法案修正協議に言及するなど、あの手この手で小沢氏を引き留めようとした。
攻勢をかける小沢氏は会談に先立ち、国会内に衆参のグループ議員48人を集めた。このうち衆院議員は35人。26日の法案採決で反対票を投じた面々だ。棄権者はおらず、結束の強さをみせた。だが、今後の方向性となるとグループ内で温度差はある。

衆院当選1回の小沢系には選挙区を持たない比例代表選出の議員が多い。これらの議員は新党結成に期待を寄せる。これに対し選挙区選出の中堅には離党を躊躇(ちゅうちょ)する議員が少なくない。離党すると民主党から対立候補を立てられる可能性があるためだ。
離党を急げば思ったほど人数が集まらない可能性もあるだけに、小沢氏が慎重になっている可能性は高い。26日に今後の対応についてグループ議員から一任を取り付けたにもかかわらず、28日になると周囲に「事を起こすときは一人一人もう一度、話を聞く」と漏らしている。

◆輿石氏に悲壮感
民主党会派からの離脱を検討し始めたのも、直ちに離党するのは避けたいとする議員に配慮した「苦肉の策」といえる。すでに会派離脱届に署名させ回収する作業に着手している。「党分裂を避けたい輿石氏なら容認する可能性がある」(側近)と踏んだようだ。

その輿石氏は26日の採決以降、確実に弱気になっていっている。
27日の参院議員総会では「党をまとめきれなかった私の責任も十分理解している」と自らの責任論に言及した。増税反対派から意見が出ると「もう一度だけ私に先頭に立たせていただきたい…」と悲壮感さえ漂わせた。
首相サイドには「輿石氏が小沢氏との間で増税先送りの話を勝手にまとめるのでは」との警戒感が強いが、かといって首相自らが乗り出すこともない。首相は2回目の会談を終え、報告に訪れた輿石氏から「私に任せてくれないか」と要請されると、「ぜひお任せしたい」とあっさり丸投げしてしまった。
小沢氏らへの厳しい処分に輿石氏が消極的なことに対し、採決で賛成票を投じた議員からは不満が高まっている。首相は28日に会談した国民新党の自見庄三郎代表に「法案に反対した人が英雄扱いされて、賛成した人が地元で批判されて党内が大変だ」と愚痴をこぼした。

◆「行動は来週だ」
対照的に小沢氏は28日夜、都内にある輿石氏の行きつけの小料理屋で自らに近い参院議員約10人と会食、日本酒を口にし、地元・岩手の郷土料理に舌鼓を打ちながら「行動を起こすなら来週だ」と気勢を上げた。妥協する気のない小沢氏にうろたえる輿石氏。その輿石氏に一任を与えてしまう首相に、周辺は思わず天を仰いだ。
「一体何をやっているんだ。驚きました…」

【産経新聞】



双方とも反対票を入れた時点で即断しなければいけないのですが。その決定の内容に係らず、遅れれば遅れるほどダメージは更に深くなります。
もはや民主党、また小沢グループを支援する有権者もこの状態のまま同じ党で活動することは望まないと思うのですが。
by kura0412 | 2012-06-29 11:16 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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