危機管理を再考して

阪神大震災から十年経過したということで、マスコミがいろいろ特集を組んでいます。特に、「危機管理」に対しては、災害とは別に、歯科界においては、あれだけの事件が勃発しただけに、改めて、いろいろと考えさせられます。
一口に「危機管理」といっても、何が対象か、よく分かりません。
広辞苑では「不測の出来事が引き起こす危機や破局に対する政策、体制」となっています。
では、災害に対しては、私のように被害を受けた人以外、あまり現実味を感じなくても、一応の予測、マニアルは考えられますが、去年のように、組織のトップが逮捕されるなどは、まさに不測の想定外の事件の勃発です。不測なのですから、細かなマニアルなどは事前に考えるなどは不可能です。
しかし、危機管理の基本的な考え方として、私自身、昨年の一連の事件、そして地震の対策現場を目の前でみて、まず、情報の収集、管理、伝達を確認すること。そして、最後は、その立場にいる人間の決断に全てかかってくるのだと思います。しかし、本来なら、その決断する責任者は、その組織のトップであるのは当然です。
従って、昨年の事件勃発後、歯科界の危機管理としての対応が混乱したことも分からないわけではないし、逆に、そのトップが犯罪を犯したなどは、危機管理のマニアルには存在しないもので、また、それを備えるようなそんな組織の存続はありえないのかもしれません。危機管理の対応からみても、去年の事件は、それだけ大きな事件であったということです。
by kura0412 | 2005-01-18 10:53 | 歯科 | Comments(0)

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