日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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決断まであと36時間

自民、期限切り攻勢に=「不成立解散」も想定-一体改革

自民党は13日、社会保障と税の一体改革関連法案に関する民主党との修正協議について、合意できなくても15日に協議を打ち切る方針を、公明党との間で確認した。
協議期限を突き付けるのは、修正協議への対応をめぐる民主党内の混乱拡大を誘うことで、野田佳彦首相をぎりぎりまで追い詰め、早期の衆院解散につなげる狙いがある。

「尻がいつまでも切れないようではいけない。15日に合意を得て、21日までの会期中に衆院での採決に持っていく」。自民党の谷垣禎一総裁は13日の党会合でこう語り、交渉期限は譲れないとの考えを強調。同党の岸田文雄国対委員長は民主党の城島光力国対委員長と国会内で会い、「15日で打ち切る覚悟で臨む」と通告した。

民主党は自公両党との修正協議で、将来の年金・医療制度は「社会保障制度改革国民会議」での議論に委ねるとした自民党の提案を受け入れる意向を表明。首相は13日の政府・民主三役会議で、国民会議などを盛り込んだ自民党の対案「社会保障制度改革基本法案」を修正した上で、共同提出を目指すよう指示した。
首相は、最低保障年金などを掲げた衆院選マニフェスト(政権公約)の理念は堅持するとしており、基本法案の「丸のみ」を迫る自民党との溝はなお深い。それでも、悲願の消費増税実現へ最低保障年金などの議論を棚上げしてでも合意を急ぐ首相に、民主党内では「増税先行」との反発が中間派にも拡大。採決先送りを目指す動きも活発化している。
しかし、自民党は協議の長期化は認めない方針。
交渉が延々と続き、衆院採決が先送りされれば、法案賛成と引き換えの「話し合い解散」に持ち込むのは難しくなると見ているためだ。

一方で、首相が法案不成立の場合に解散に踏み切る可能性に言及したことで、自民党内では、法案の成否にかかわらず首相を追い込めるとの見方も出ている。
谷垣氏周辺は「むしろ法案を通さない方が、解散が近づくのではないか」と指摘する。
当初は法案を否決して解散に追い込む戦略を描いていた公明党にとっても、成立せずに首相が解散すれば好都合だ。同党幹部は「だらだらやらないというのがもともとの考え。こちらは15日の合意に向けて努力するだけだ」と淡々と語った。

【時事ドットコム】



野田首相は自民党から修正案ほぼ丸呑みか解散総選挙の二者選択を迫られています。その決断まで残された時はあと36時間です。
by kura0412 | 2012-06-14 11:06 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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