まず、スタート台に立つこと(混合診療の議論の前に)

ある先生から、「混合診療」についてどう思う?そんな質問をいただきました。
先日、ある厚労族の国会議員と懇談した時、歯科のグレーゾーンの実情改善を、この機にしたいのだが?と私の話に、その返ってきた言葉が「え、歯科にも混合診療の具体的な検討案件があるの?」それに続き、「歯科医師会として、その検討項目を整理して出せば、政府として検討することは当然します。」
その会話から、歯科界内部で、その議論の中、意見集約は当然必要です。しかし、その前に、まずスタート台に着く作業をしなければならないことを痛感しました。
また、今回の医科における混合診療の議論を見た時、その議論を歯科に当てはめれば、既に歯科は混合診療が導入されていると言わざるえません。あとは、個々のグレーゾーンの解釈をどう整理していくか、その議論に行き着きます。
by kura0412 | 2004-12-29 12:35 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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