日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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長妻厚労元大臣が厚労部門会議の座長に就任

民主・厚労部門会議、長妻新座長で初会合

民主党の厚生労働部門会議は9月14日、現政権になって初めての会合を開いた。新たに座長に就任した元厚労相の長妻昭・党政調副会長は冒頭のあいさつで、「2年前の政権交代では、社会保障政策を期待した国民が多かったと思う。この政権を維持して日本を変えるという主戦場がこの会議だ」と述べ、政策の推進に意欲を示した。

この日の会合には、厚生労働省の政務三役が全員出席した。あいさつした小宮山洋子厚労相は、社会保障・税一体改革の関連法案の次期通常国会への提出に向け、「これからの社会保障はこういう形で安心をつくるというビジョンを(国民に)しっかりと示し、そのためなら負担をしていいと思っていただけるようなものを、力を合わせてつくっていきたい」などと述べた。

会合では、同省が今年度第3次補正予算案と来年度予算概算要求枠について説明した。
部門会議の梅村聡副座長によると、補正予算案について議員から、「(医療分野の)基金の使い道が公的な医療機関に偏っていたのではないか。民間にも広げてほしい」などの要望があった。また、医療機関の人材確保や、再建の条件などの問題にも言及があったという。部門会議では15日午前までに議員から補正予算案への意見を受け付け、同日夕までに党政調に提出する予定だ。
一方、来年度予算概算要求枠については承認され、今後、個別のテーマについて部門会議で意見集約していくことも確認された。
また、会合では、足立信也前副座長が、部門会議内にあるワーキングチームなどの今後のあり方について報告するよう求めた。これに対し梅村氏は、「今回、部門会議と政調のパイプが結果的に太くなるので、政調や長妻座長と確認し、再編・整理についてはきっちり部門会議としてまとめていく」と応じたという。
部門会議では来週から、来年度税制改正要望について関係団体からのヒアリングを開始する。昨年ヒアリングした日本医師会など6団体に加え、15日夕までに議員からヒアリング先として希望があった団体についても精査した上で対象にする予定だ。

【キャリアブレイン】



大臣経験者が政調会の座長に就任です。
by kura0412 | 2011-09-14 15:32 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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