余震まだ続く

余震が続きます。震度4が今朝ありました。疲れが蓄まっているこの時期には、震度の大きさ以上に精神的にはダメージがあります。焦るなと自分に言い聞かせても、被害にあって一週間経ってのこの状態は、不安を増長させます。神経勝負の様相も呈してきました。
by kura0412 | 2004-11-01 05:53 | 中越 | Comments(3)
Commented by 梶川幸良 at 2004-11-01 16:44 x
今朝の早朝の余震は新潟でも感じました。新潟の人間も地震に敏感になってしまっているのに、中越の避難している方の心配はいかばかりかとただただこのまま収まっていくのを願うのみです。新潟空港から発着するヘリも幾分減ってきた雰囲気です。道路のアクセスが細いながらも被災地と繋がってきたかもしれません。昨日よりクロネコの宅急便がクール便以外は可能となったと言っていました。これから重機と物が大量に搬入可能となって復興が本格化してきそうですが、被災地が広範囲であり、またこれから冬に向かういま、一日も早い復旧を祈るのみです。
エコノミー症候群で亡くなったと言う報道に接する度に本来防げるべき人
を守れなかった、助けられなかったという悲しい現実に暗澹たるものがあります。今後災害の詳細がより明らかになるときにメンタルの面でtragedyが発生しないようなケアが必要でしょうね。一週間経過しても、将来展望の見えない今の鞍立先生の心中察するに余りあるものがあります。頑張ってください。
Commented by 梶川幸良 at 2004-11-01 18:37 x
被災地に向けて全国から多くの支援の手が差し伸べられています。
この前の新聞報道では新潟市出身の歌手小林幸子さんが500万円、そして冬ソナで有名な韓国女優チェジュさんが国外持ち出し限度の1万ドルを義援されたという報道があり、ありがたいことと思い、感心しています。
一方今日決算発表があり純利益が前年同期比11%増の5840億円、
連結営業利益1,85兆のトヨタが僅か2千万の義援金にとどまっています。日本の企業には国民から利益を頂いており、その一部を社会に還元する、慈善事業を行うという欧米のphilanthropyの理念が希薄な一例でしようね。企業も私的な利潤のみ求めるだけでなく、このような社会の構成員としての位置づけもあることが十分認識されていないから、あのコクドのような会社が日本のトップ企業として今まで存在していたのでしょうね。 寂しいですね、
Commented by 梶川幸良 at 2004-11-01 18:39 x
 仮設住宅の建設が緊急の問題だと報じられていますが、被災地小千谷の冬の季節を考えると本当にそうだと思っています。
全国各地よりホームスティーの申し込みがあるようですが、一策として六日町~湯沢一帯のリゾートマンションの借用などは如何でしょうかね。リゾートマンションなので最低の生活必需品はありますし、被災地にも大変近いと思っています。
本格的な持続的な復興となると莫大な資源投入とならざるを得ず、民間らの義援にも限度がありますので民間から多額の資金導入となると公的な機関、県あたりの復興支援県民債の発行もどうかなと思っています。
広く県民、全国からの募り、当然そのうちの利息その他の応分の補助金負担を国に求めることとなりますが。
こんな方策は脇から見ての考えで被災地の中の人はすでに考え済みかもしれませんね。
鞍立先生大変でしょうが、頑張ってください。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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