先ずは節電に努めます

計画停電検討、市民生活に影響も 節電の動き広がる

東日本大震災を受け、新潟県内でも「計画停電」が実施される可能性が高くなった。東北電力が14日、発表した。実施されれば初めてで、家庭や病院、交通、工場など市民生活に大きな影響を及ぼすことになる。ただ、島内の火力発電で自給できる佐渡島は除外される見込みという。
同社新潟支店によると、いつ、どれだけの規模で実施するかは検討中。節電によって電力需要が低下した場合は、実施を見送ることもあるという。
実施する場合、新潟は真っ先に対象地となる見通しだ。管内7県で14日午後6時現在、地震による停電がないのは新潟、秋田、山形の3県。新潟は同社の電力販売の2割を占める最大消費地で「犠牲」は避けられそうもないという。

同社全体の供給能力は1655万キロワット。だが、同社の女川、東通の両原子力発電所計4基(供給能力327万キロワット)と、火力発電所18基のうち7基(同400万キロワット)の停止が公表されており、単純計算では多く見積もっても通常の6割弱まで供給能力が落ちている。
同社の節電呼びかけを受けて、自治体では照明の一部を消すなどの動きが広がっている。県内の国道では照明約1万3400基のうち約3700基が消灯される。

■手術・透析…病院は懸念
県医務薬事課では14日、県内131病院を対象に、計画停電時の影響や対応について調査を始めた。県病院局によると、非常用の自家発電装置を使っても、多くの県立病院で賄える電力は「通常の2~3割」という。東北電力に対し「病院は停電しないようにするか、診療などをバックアップするために近接する医療圏が同時に停電しないようにすることなどを考えてほしい」と話している。
新潟市民病院では通常、電気と都市ガスで病院内の設備を動かしている。電気分を補う設備がないため、停電になると、手術や人工透析に影響があるという。
また、県警によると、県内の信号機で影響を受けるのは計4932機。うち主要交差点の約160機は発電機で動かせるといい、既に各署に発電機を配備した。これ以外の全交差点に手信号にあたる警察官を配置することはできず、ドライバーに注意を呼びかけるしかない状況だ。
県内のある食品スーパーは「停電中はレジ打ちも商品の発注などもできず、冷凍・冷蔵庫も使えず、店を閉めざるを得ないのでは」としている。

■東電・JR東、水力発電増へ
東日本大震災を受け、東京電力とJR東日本は14日、湯沢発電所や千手発電所など県内の六つの水力発電所で、河川からの取水を通常より増やし、発電量を増やすことを決めた。4月30日まで。
東京電力の湯沢、石打、信濃川とJR東日本の千手、小千谷、第二小千谷。今回の措置により、東京電力は約2万700キロワット、JR東日本は約4万キロワット増えるという。首都圏を中心に送電される。
湯沢発電所をめぐっては、十日町市が生活用水の確保などのため、東電に取水減を求めてきた。だが今回の震災を受け、同市の関口芳史市長から国土交通省北陸地方整備局に「最大取水量の上限を求めない」と連絡があったという。

【asahi.com】



私の診療所にも昨日、市役所からこの実施の予定と自家発電の有無の確認がありました。実施の時間だけでも事前に分かっていれば随分対応が違うのですが。先ずは節電に努めます。
by kura0412 | 2011-03-15 11:33 | 歯科 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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