基本方針が決まっても

社会保障改革の基本方針を閣議決定

政府は12月14日、社会保障改革を推進するための基本方針を閣議決定した。基本方針では、社会保障の安定・強化のための制度改革とその安定財源について、来年半ばまでに具体案を明らかにすることが示されている。閣議後の記者会見で、細川律夫厚生労働相は「きょうにも厚労省として具体的な(改革案の)検討を始めていきたい」と語った。

細川厚労相は医療・介護分野に関して、これまで検討会などで議論が進められてきたことに触れ、「来年半ばまでの総合的な社会保障改革(の具体案策定)につなげていきたい」とした。
また基本方針では、制度改革に伴う安定財源確保のための税制改革について、社会保障改革と一体的に検討を進めることが示されている。これに対し、細川厚労相は「税の問題はこれから(取り組む)」と述べたほか、「どの程度の額が掛かるか検討していかなければならない」と指摘し、厚労省として社会保障改革に必要な財源の額を算出する方針を明らかにした。

【キャリアブレイン】



基本方針の中では野党にも参加を呼びかけ、これを議論する超党派による常設の会議の設置を謳っていますが、現時点での政治状況はとてもそんなムードではありません。ただ、この社会保障改革が政界再編のすみ分け になる可能性はあります。
by kura0412 | 2010-12-14 15:55 | 医療政策全般

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by kura0412