人的な繋がりは一日にして成らず

普天間基地移設、また尖閣問題で、外交問題が民主党政権のアキレス腱となるような雰囲気です。
自民党政権時代、アメリカ一辺倒、また外務省官僚任せといわれてはいたものの、結果をみると、外交でもっと大切な継続性が保たれていたことが再確認します。(その為に大きな変化が出来なかったという問題点も浮き上がりますが)
それと重要なのが人的な交流、いわゆる各国とのパイプの有無、太さです。残念ながら、これが民主党独自のものが全く欠如していました。国会議員のブログを覗くと、自民党では独自のパイプを議員個人ベースであっても、野党に下った現在でも築きあげようとしている動きがあります。

実は、このような政治的な動き、つまり、どんな立場、関係となっても、政治の世界では、人的な繋がりの重要性が非常に大切だということが、今回の外交に事を発した政権交代を機に問題、課題として浮き上がってきました。
この人との交流、関係は非常に複雑であり、また、そう簡単には築きあげられません。これは外交に限らず、政治的な活動全てに通じます。そして、その関係で一番需要なのが、相互の信頼関係です。
by kura0412 | 2010-09-30 17:27 | 政治

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