この総括でどう党内をまとめるか

参院選 民主総括案「消費税に唐突感」 公約説明不足など指摘

民主党が、参院選での議席減を受け、その敗因を分析した選挙総括の原案が27日、分かった。菅直人首相の消費税率引き上げ発言については「国民に唐突感を与えた」と認めた。党執行部は29日の両院議員総会で正式に総括案を提示するが、党内には執行部の責任を問う声がくすぶっており、批判が噴出することも予想される。
原案は、枝野幸男幹事長や安住淳選挙対策委員長が参院選後、各都道府県連や党所属国会議員に対し行ってきた意見聴取などを基に作成した。

敗因として、首相の消費税発言のほかに、子ども手当などをめぐるマニフェスト(政権公約)見直しの説明不足を指摘。衆院での郵政改革法案の採決の強行や、野党の予算委員会開催要求を無視した国会閉会など、参院選前の強引な国会運営も挙げた。
また、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題の迷走や、小沢一郎前幹事長や鳩山由紀夫前首相の「政治とカネ」を問題視する意見が出ていることから、「(政権交代から)9カ月の政権運営に対する国民の不信感」も認めた。
改選1の「1人区」の惨敗については、自民党に比べ地方議員数の圧倒的な不足によって逆風に抗しきれなかったとして、来年春の統一地方選に向け、地方組織の強化を課題に掲げた。

原案は28日に首相と最終調整した上で臨時の党役員会に諮り、29日の議員総会に提示する。党執行部は議員総会を「ガス抜き」の場として首相続投の流れをつくりたい考えだが、小沢氏に近い議員は9月の党代表選に向け候補者擁立を模索しており、曲折が予想される。

【産経新聞】



この総括の通りだと思います。しかし、国民の気持ちの根底にあるのは、民主党政権の政権能力への疑問と不安であることを率直に認めて再建を目指すべきです。
先ず、党内をどうまとめるか、まとめられるかが最初の試金石です。
by kura0412 | 2010-07-28 10:16 | 政治 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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