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豚インフルエンザでWHOがフィズ5となりました。もしこれで日本にも上陸となれば、更に大騒ぎになりそうです。
鳥インフルエンザと異なり、弱毒性で、ワクチンは未だなくてもタミフルは有効だそうです。となれば、日本においてはそれほどの死者は少ないとは思いますが、新型インフルエンザである為に、変異によってどう変化することは予測も出来ません。
したがって、十分な注意を要することは当然ですが、余りにも煽りすぎて社会全体がパニックになる方が心配です。

今回の新型インフルエンザの発生で、世界各国の公衆衛生、医療体制に対する違いが改めて浮き彫りにされました。また、医療というものの大切さも改めて国民は知ったと思います。
恐らく医科の方は、ここのあたりをこれからの材料として考えているかもしれません。
by kura0412 | 2009-04-30 11:52 | 歯科医療政策 | Comments(0)

資料の整理

今日は診療は休診ながら、雑務の為診療室に来ています。その目的は、溜まりに溜まった資料の整理です。
しかしながら、何とかコピーと資料のファイリングを終わり整理はつきましたが、本来じっくりと見なければいけない資料に目を通すまでに至っていません。
整理がつかなかった理由は、年度末、年度初めもありますが、ここにきての、その膨大な政府、政党から打ち出される政策、予算案などの多さが1番の理由です。

恐らく、完全な形で歯科に関わる新聞、雑誌、またHP程度の表面的な資料収集だけでもスタッフ2~3名は必要です。
無論、私の所ではそんな経済的な余裕はないので、一部は情報提供していただいている先生方の協力も頂いて、自らが事務的な仕事をやっているのが正直な実際です。そして、それを分析、検討するには更に最低でも5~6名、行政、議員からの直接的な情報収集には、更に5~6名は必要な感じがしています。

さて、一応の区切りがついたので久々に整理された部屋で昼食とします。
by kura0412 | 2009-04-29 11:54 | 思うこと | Comments(0)

豚インフルエンザ発生で、また厚労省の動きに国民の目が注がれるようになりました。
年金問題から始まって、後期高齢者医療制度、産科医不足、救急医療体制の問題、そして、雇用不安、そしてこの豚インフルエンザです。
確かに、これを一人の大臣が管轄すること、与謝野大臣が経済財政関係の全て管轄するのと同等に問題を感じます。しかし、それだけ厚労省の仕事が日本の国策の中軸に位置していることの証です。

しかしながら、いろいろな問題で厚労省の国民からの信頼は失墜しています。ある意味、今回の対応がその信頼回復への絶好の機会とも捉えられます。
まずは、きちっとした現状把握、そして正しい情報の国民への提供が第一です。このことは全ての危機管理の共通認識です。
by kura0412 | 2009-04-28 10:10 | 歯科医療政策 | Comments(1)

経済不況が世界中を連鎖した後、今度は豚インフルエンザがメキシコを発祥地として世界へ広がる可能性が出てきました。
新型インフルエンザ対策の準備は進めてきましたが、その実際となると世界中がパニックになることも考えられます。日本で一人でも感染者が出たならば、普通の風邪でも確認の為、来院、検査数も増えることは必至です。当然、その結果医療費増は避けられません。

もし、そうなれば、この数字の結果だけで医療抑制の理由とされ、また、直接的関係ない歯科もその抑制の中入れられます。
無論、今はそんな心配よりも、感染が最小限に留まることを期待するしかありません。
by kura0412 | 2009-04-27 10:45 | 歯科医療政策 | Comments(0)

医療委員会は24日、与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチームが取りまとめた高齢者医療制度の見直しに関する基本方針を了承した。
基本方針では長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に関し、低所得者の保険料軽減措置の継続などを盛り込んだ。
対象は、均等割りの保険料を85%軽減されている年金収入が年80万超から168万以下の約200万人。今年度から本来の70%に戻る予定だったが、さらに1年間継続する。費用は約130億円で、今年度の補正予算に盛る。
また、これまで保険料を納付書などで納めていた年金収入18万円未満の人について、希望すれば年金から保険料を支払えるようにした。「後期高齢者」という言葉も高齢者の心情に配慮し見直す。
今後の検討事項として(1)国民健康保険との一元化(2)公費の追加投入(3)年齢区分のあり方―などを挙げている。
一方、長寿医療制度を廃止し、従来の老人保健制度に戻すという民主党の主張に対し、「老人保健制度の問題点が解決できないばかりでなく、現場が混乱し、保険料が下がった多くの方の負担が再び上がるうえに、本来の目的である高齢者の方の安定的な医療の確保ができない」として厳しく批判している。

【自民党HP】



年齢区分のあり方が今後の検討事項に入りました。
しかし、これだけ進んでいる後期高齢者医療制度の再検討の議論があったのに、一向に歯科界からそれに対しての意見が沸き起こりません。
by kura0412 | 2009-04-27 08:26 | 歯科医療政策 | Comments(1)

法案成立に一歩前に進む

22日に自民党内に組織された国民歯科問題議員連盟が開催され、口腔保健法、「歯科疾患の予防等による口腔の健康の保持の推進に関する法律案」が審議され、会期中の成立を目指すことになったようです。

これによって、今後、社会保障制度調査会などの党内手続きを踏んで、議員立法として国会に提出されます。
そして、その後、民主党案とのすり合わせを行なうのか?

衆議院の解散総選挙、また、今国会の会期延長という、その成立には、政治の大きな動きにも連動した影響も考えられ、まだ予断を許しません。しかしながら、法案成立へ一歩前に進んだことは間違いありません。
by kura0412 | 2009-04-25 10:46 | 歯科医療政策 | Comments(0)

昨日の私のブログに対して、先生方からいろいろコメント頂いております。
その中で、私立歯科大学協会の意見書での、国立大学の合理化、削減の考え方についての異論のあるご意見がありました。本来ならば意見書の全文を掲載してばよかったのですが、ニュースを引用しただけなので誤解も多かったかもしれません。

私がこの意見書で最も注目したのは、この変化した需給問題の最大のポイントである、現在の日本の歯科医療が既に社会の目が見ても魅力のない世界に映ってきている、意見書にある「職業魅力の向上への施策の必要性」について言及したことでした。
誰がみてもこれ抜きにしての日本の歯科医療のレベルアップは図れないはずです。

受験者数の実数が前年度比で4割減というのは、いくら少子化であっても尋常の数字ではありません。この問題が、小手先で改善出来るようなことでないのは、その教育課程の経験ある先生方が一番お分かりのことと思います。

もっと危機感をもって日本の歯科界全体が抜本的にこの問題に取り組まなければ、本当に日本の歯科医療は取り返しのつかないどうにもならない状況に陥ります。
by kura0412 | 2009-04-24 15:38 | 歯科医療政策 | Comments(11)

4月21日、日本私立歯科大学協会(中原泉会長)は、1月30日付の「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議の第1次報告」や2月4日開催の全国歯科大学学長・歯学部長・附属病院長会議の内容(デンタルタイムス21/2月5日号参照)に鑑み、「歯科医師養成に対する理念と展望が不十分である」として『意見書』をまとめたことを明らかにした。尚、同意見書は3月11日に文部科学省高等教育局医学教育課長に手渡されている。
 
意見書では、私立歯科大学・歯学部が果たしてきた役割、平成10年10月26日付大学審議会答申等に触れた上で、要旨以下のとおり考え方を示した。
■6年間の教育課程において培われた優れた人間性・高度の技能及び能力を備えた歯科医師が、その力を十分に発揮できる国民歯科医療システムの再構築こそが国としての最も重要な施策である。
■この施策実施こそが歯科医師としての職業魅力の向上に資することが明白であるにもかかわらず、これらについては何ら付言せず、歯科医師過剰による職業魅力の低下に言及することは、まさに問題のすり替えであり、本末転倒であると断定せざるを得ない。
■歯科医師過剰による職業魅力の低下が、事実だとするならば、行政改革の最中、膨大な税金を投入している国立大学法人歯学部こそ、合理化・定員削減・統廃合・大学院特化等を喫緊の課題として捉えるべきであり、早急に実施するべき。

詳細はデンタルタイムス21/4月25日号に掲載。

【IndepenDent Net】


本来文科省から指導を受ける立場の大学側からの意見書は異例だと思います。じっと我慢していたけれど堪忍袋の尾が切れた感じです。

「歯科医師が、その力を十分に発揮できる国民歯科医療システムの再構築こそが国としても最も重要な施策である。」
まさにその通りです。
by kura0412 | 2009-04-23 11:58 | 歯科医療政策 | Comments(8)

忘れていたわけではありませんが2200億円削減の話が下火になって、無制限とまではいかなくても、ある程度の医療費の総枠の拡大への理解が進んでいるものと思っていたら、やはり、そう簡単ではないようです。

http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/siryou/zaiseib210421.htm

昨日開催された財政制度等審議会で、勤務医との差を是正、診療報酬、開業医は減額と、早くも来年度改定に対してけん制してきました。その中には、中医協委員構成についても意見がありました。
医療提供体制の再構築・医師の偏在の是正に向けてと題して、診療科によって医師の増減率が著しい点、また、開業医と勤務医の給与の差などにスポットを当ています。

もし、この議論が進むとするならば、医師が著しく増加しているにも拘らず、一向に伸びない歯科はどう考えれば良いのでしょうか?
また給与の差となるならば、医科と歯科の差はどうなるのでしょうか?
そしてこんな時に限って、歯科は開業医の中で組み込まれるのでしょうか?
by kura0412 | 2009-04-22 15:38 | 歯科医療政策 | Comments(2)

含みを持たせただけです

4月2日での規制改革会議の見解は、
『レセプトオンライン請求の原則完全義務化と、医療のIT化、ひいては国民にとって「質の医療」を推進するために不可欠な今後の医療政策の根幹をなす施策である。したがって、政府として、平成23年度当初からの原則完全オンライン化に向けてこれを進めていくという方針に変更はない。』

このことは、従来のがんじがらめで、スタートラインに付けない診療所は即廃業的な部分に対して含みを持たせただけで、レセプトインライン化がなくなくなったわけでも、また、予定されている実施が先延ばしになったことではありません。
それよりもこの結果で、完全化は玉虫色でも23年度実施が強くなったとも考えられます。

本来は手挙げ方式が目標ではなかったのでは?
このままだと上手くいって、IT化に対しての補助金、また、完全化実施の若干の延長での決着では?

ここにきて、社会保障に関して僅かながらの社会からのフォローの風が吹いていますが、このIT化に関しては別の話と考えた方が安全です。
by kura0412 | 2009-04-21 11:31 | 歯科医療政策 | Comments(5)