鳩山民主党政権は本気で現行の医療制度守る気があるのか否か

診療報酬、プラスに踏み込めるか…調整山場

2010年度予算編成の焦点の一つである診療報酬改定を巡る政府内の調整が、週明けから山場を迎える。2000年度以来、10年ぶりのプラス改定に踏み込めるかどうかが焦点だ。
「医療再生のためには医療費の増加を考えないといけない。診療報酬のマイナスはあり得ない」。足立信也厚生労働政務官は1日の記者会見でこう強調した。

2年ごとに改定する診療報酬は02年度から4回連続で引き下げられており、06年度は3・16%と過去最大のマイナス改定となった。民主党は09年政策集で、「(度重なる)診療報酬マイナス改定が地域医療の崩壊に拍車をかけた」と結論づけており、党の「適切な医療費を考える議員連盟」(桜井充会長)は4日、医療充実の訴えが政権交代の一因になったとして、診療報酬の総額3%以上引き上げを盛り込んだ緊急提言を小沢幹事長に提出した。長妻厚労相ら厚労省政務三役も同様の考えから引き上げを求めている。
神田真秋愛知県知事ら4人の知事も4日、厚労省で長妻氏らにプラス改定を要請した。ある厚労省幹部は「応援団が増えている。頼もしい限りだ」と語る。

これに対し財務省は厳しい財政事情を背景に3%程度の引き下げを要求する考えだ。診療報酬を1%引き下げれば、約34兆円に上る医療費を3400億円削減できるほか、患者の窓口負担も軽くなる。
長妻厚労相はこうした意見も踏まえ、「窓口や保険料の負担が増えない方法を考えなければならない」と指摘、小幅な引き上げにとどめるか、大幅な引き上げと合わせ国庫補助を増やす可能性を示唆する。
厚労省は週明けにも上げ幅を公表する予定で、その後、同省と財務省での大詰めの折衝が行われる。

【読売新聞】



財務省得意な手法で、政府予算における負担は1%について800億円といわれているものを、敢えて診療報酬全体の数字を示し、国民の意識を医療費抑制へ向わせようとしています。
確かに、国民の負担は手立てをして抑制してもある程度の負担増は免れません。しかし、このままで崩れかけている現行の医療制度を放置することは、比べものにならない国民が不利益を被ります。
もう数字をいじる時は過ぎています。鳩山民主党内閣が、本気で現行の医療制度を守る意思があるかどうかの気持ちに判断にかかっています。
Commented by 累卵 at 2009-12-08 11:07 x
診療報酬改定はこうなる! 日経ヘルスケア2009.12 P25~P40をご参考に!
◎診療報酬の大幅増は見込めず 全体でプラス1~2%巡る攻防に
「配分見直し」なら診療所に逆風
by kura0412 | 2009-12-08 09:33 | 政治 | Comments(1)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
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