日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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無駄はこの課程で、では新たな貼り付けは

予算の無駄の洗い出しに取り組む政府の行政刷新会議の今後の作業日程が明らかになった。

約95兆円に膨らんだ来年度予算の概算要求から、無駄がありそうな事業を取り上げ、11月半ばから10日間、集中的に審議する。この「事業仕分け」作業はすべて一般にも公開し、総額3兆~4兆円の削減を目指す。「国民の目」にさらすことで、各省庁の抵抗を抑え込むねらいだ。
同会議関係者や民主党幹部が明らかにした。議長の鳩山由紀夫首相や稲盛和夫・京セラ名誉会長など刷新会議の全議員が集まる22日の初会合で、事務局がこうした方針を説明する。

初会合の後、民主党の枝野幸男元政調会長やシンクタンク「構想日本」代表の加藤秀樹事務局長が、11月中旬までに大幅圧縮や廃止が見込める約240事業を選ぶ。概算要求に盛り込まれた約3千事業が対象で、非効率な予算執行が指摘されている公益法人や特別会計がらみの事業も含む。
さらに、「厚労省」「国交・総務省」「農水・文科省」と省庁ごとの三つの事業分野で、それぞれ民主党議員と民間スタッフら10人で構成するチームを編成。自治体での事業の現場などを視察のうえ、事業一つひとつについて廃止や地方移管の是非、民間委託の可能性を判断する仕分け作業を11月中旬に集中的に実施する。
これを受けて財務省が12月以降、各省庁と具体的な削減額の最終調整を進める。刷新会議はこうした作業を通じて、過去最大となった概算要求から3兆~4兆円を削減し、来年度当初予算案を90兆円前後に抑えたい考えだ。

仙谷由人行政刷新相は20日の記者会見で、「(予算編成では)所管官庁よりも行政刷新会議などの政治的な判断が左右する」と述べた。

【asahi.com】




無駄はここででの作業で振るい落とされそうですが、金額が明記されなかった事項要求での診療報酬改定はどの場面で、予算貼り付けの話が出てるのでしょうか?
政権交代となって初めての予算案作成作業ですので・・・
by kura0412 | 2009-10-21 12:40 | 政治 | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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