日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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政府税調PTでは26条は対象には?

税の租税特別措置、47項目を見直し 政府税調PT

政府税制調査会は9日、税法に特例を設け増減税する租税特別措置(租特)の見直しを協議するプロジェクトチーム(PT)の初会合を財務省で開き、企業などの試験研究費の特別控除など平成21年度で期限切れを迎える国税分の47項目を優先的に検討していくことを決めた。財務省の試算では、47項目の増減収額は平成21年度予算ベースで、約3000億円の減額になる。

PTでは、国税分だけで計約300項目ある複雑化した租特の必要性や効果などを検証するための判断材料となるデータなどを収集し、論点整理を行う。今後、週2回程度会合を重ね、11月中旬までに議論をとりまとめ政府税調に報告する方針だ。
政府税調は8日の初会合で、効率的な租特見直しのため、集中審議するPT設置を公表していた。PTの論点整理のとりまとめを受け、政府税調は11月下旬から、租特を含めた22年度税制改正の本格審議を開始する。
租特の多くは、企業向けの減税措置。短期間限定で税負担を減免するケースが多いが、惰性に任せて期限延長が繰り返される場合も目立った。優遇措置を通じて特定の企業や業界団体への利益誘導となっている側面があり、税収伸び悩みの一因との指摘もあった。

【産経ニュース】



来年度においては26条は議論の対象には?
by kura0412 | 2009-10-10 08:20 | 政治 | Comments(2)
Commented by 累卵 at 2009-10-10 14:48 x
新政府の税制調査会が、来年度税制改正の議論を始めました。新税調は「特定業界への優遇税制は排除する」として、300項目の租税特別措置を大幅に減らし、1兆円超の財源を捻出する方針とのことです。既得権益を一掃して納税者が納得できる税制体系を構築してほしいものです。
膨張する医療費を抑制するため、新政権は診療報酬の見直しや種々の改革を迫られています。本来、医療資源は国民のために配布するべきなのに、これまで日本医師会など医療業界政治団体は自民党への巨額政治献金で、医療資源を医療業界のために配布する政策を維持してきました。
新税調が医師優遇税制といわれる開業医優遇税制(租税特別措置法第26条)を完全に排除できるかどうかが、既得権益排除を政策に掲げる新政権の公約実現能力の試金石になると思います。
Commented by 皐月賞までに資金を稼ぎましょう at 2011-04-18 02:28 x
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ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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