いかに政治家を利用するかから、利用されるかへ

鳩山民主党政権の大きな目標の一つであった、政治主導によっての官僚支配の排除が着実に進みつつあります。
良く考えれば、民主党議員の中には官僚出身もいるし、今までの野党時代で官僚からの抵抗を強く受けていたのですから、その対策も十分に検討していたはずです。

まず最初に行なったのが事務次官会議の廃止でした。
明治政府以来、慣習として閣議の前日に行なわれていた事務次官会議は、形式だけの閣議に代わって実質上の政策決定の最高機関であり、この存在によって官僚支配を可能にしていました。慣習でしたので、法改正も必要なく政権交代と同時に一気に推し進めました。そして、今やその事務次官も必要なしという意見まで飛び出してきまhした。

二番目に天下り禁止を実行しました。
この天下りがあって、ピラミッド型の官僚組織が継続出来たといっても過言ではなく、ここのメスが入れらたことは大きな意味があります。

三番目には、予算編成においてシーリングの網がなくなることによって、従来の権益を守ることへの考え方が少なくなる可能性が出てきました。それと共に大筋での政策、予算決定が大臣を初めとする政務三役で決定される為に、官僚の関与が著しく少なくなりそうです。

そしてそれに加え、民主党職員を政府部内に活用し始めるとの今朝の報道です。つまり外の血が事務局ベースでも図られるということです。自分たちの都合だけの政策の推進は難しくなりそうです。

この鳩山民主党政権が打ち出している脱官僚支配に対して、官僚の対応にはいくつか予想がされます。
1・徹底的に抵抗する。
2・問題点気づいても一応指示に基づいて動き、結果出てから反撃する。
3・民主党からの1本釣りに応ずる。
4・官僚を辞めて政治家へ転身する。
5・粛々と上役の指示での仕事に徹する。

本来ならば、野党に下った自民党議員の一部と連携して、徹底交戦したいところですが、鳩山政権の高い支持率、また、自民党の弱体化によって、思い切った行動に打って出れない実際もあるのかもしれません。官僚のスタンスが、いかに政治家を利用するかではなく、利用されるかに180度変化しそうです。
果たして、今後の予選編成においての官僚の動きはどうなるでしょうか?
by kura0412 | 2009-10-03 12:04 | 政治 | Comments(0)

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