政権交代実現⑥(政治の後ろ盾がなくなり)

今回の選挙で数多くの自民党候補が敗れ去った中で、特に社労族と称する議員は悲惨な結果となりました。
良くて復活当選で、幹部クラスが軒並み討ち死にです。
民主党が政策を対比して自民党を攻撃した社会保障に関して、それを掌った中心人物たちが結果的にはターゲットにされた形となりました。

しかしながら、あの構造改革まっしぐらの小泉内閣当時、党内野党的な存在となってマスコミにも叩かれながらも、何とかギリギリの所で踏ん張ってくれたのがこの社労族の議員でした。
これらの議員は、厚労省内にも多くのパイプを持ち、お互いが利用しながら政策の実現を進めていました。そしてその議員を失って、ある意味、政治的な後ろ盾をなくした厚労省の官僚は、政権交代実現となり、今後非常に厳しい対応が迫られるものと思います。

一方、民主党の厚労省に対しての対応となると、今までの民主党野党時代の年金、薬害問題での資料提供などをみると、厳しい対応で立ち向かってくるのは必至の状況です。

年金問題、医療制度改革、子育て政策など、今回のマニフェストの多くが、厚労省管轄の政策であることを考え合わせると、官僚制度打破の本丸の一つが厚労省になるかもしれません。果たして、民主党の対応に対して官僚はどう答えるかは、民主党政権継続の大きなポイントとなります。

ひょっとすると、資料の提供さえ整えば、民主党内単独で政策立案をやるかもしれませんし、逆に、抵抗するのは幹部だけであって、将来ある厚労省の若手からは、積極的に協力する職員も出てくるかもしれません。
また、中には自爆テロのような、虚実のデーターを提示して民主党の政策を妨害するような輩も出没の可能性も考えられます。恐らく当面は、民主党の議員が官僚を絶えず疑いながらの関係が続くかもしれません。
官庁の中で孤立化しつつある厚労省は、政治の世界からも阻害される可能性を秘めています。
by kura0412 | 2009-09-04 16:09 | 政治 | Comments(0)