政権交代実現③(マニフェストの迫力が違いました)

マニフェスト対決とわれ、各マスコミはマニフエェストを対比していましたが、その選挙の争点は、「政権交代」するかしないか?という単純な構図の選挙でした。しかし、そのマニフェスト対決の構図を描き仕掛けたのは民主党であり、そのことで選挙の流れの主導権を完全に民主党が握ることが出来ました。
そして、民主党は議論を尽くし、党内のコンセンサスを得てのマニフェストに対して、党内の意見がバラバラの中で急場凌ぎで作った自民党のマニフエェストとでは、最初から勝負になりませんでした。

大体、政権交代を謳っての選挙のマニフェストでありながら、党首が表紙を飾らないこと自体が、マニフェストの形を成していませんでした。そして、二人も続けて首相が責任を放棄して替わりながら「責任力」はありません。
恐らく自民党のマニフェストは、内容の項目は党内で議論されても、マニフェスト全体の作成は、広告代理店に丸投げしたに相違ありません。両党のマニフェストを並べると、内容もさることながらその迫力の違いは歴然でした。
by kura0412 | 2009-09-01 16:44 | 政治

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