取り止めければ支援する大義が見つかりません

一昨日の自民党の全体政調会では、骨太09が素案通りで政調会長預かりになったものの、昨日の総務会では、猛烈な反対で了承見送りとなりました。
報道では、普段穏やかな尾辻党参議院会長の怒声が響いたとありましたので、その総務会の雰囲気が分かります。
このままでは、少なくても社会保障関係者から自民党への支援は難しいと思います。

これから示されるマニフェストの内容も需要ですが、財政改革のシンボルだけでなく、逆に社会保障のとってもシンボルである、この2200億円削減を止めたということがなければ、自民党を支援することへの大義がみつかりません。
特に歯科では、一旦削られると、それに新たに財源が貼り付けられる確約は現状ではありません。

よく選挙目当ての為の政策転換と比喩されますが、その選挙があるからこそ政治家も国民の声に耳を傾けるのです。
この求めは決して我々にエゴではありません。
by kura0412 | 2009-06-20 16:06 | 歯科医療政策

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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