120度の論評

昨日出席した信越役員協議会で、私の連載を購読していただいているある先生から「先生の書いているものは、180度反対の意見ではなく、120度あたりの角度での論調だ」と評していただきました。
自分では、そんな意識をもって書いてはいませんでしたが、それを聞き、確かにそうかもしれない。とその評に自分で納得しています。
私のコラムは、時には、「自分の考えをあの先生に伝えたい。」そんなターゲットを絞って書いていることもあります。私の論評が少しでも、それぞれの立場の先生、また、歯科界の中での意見の変化に万分の一でもお役に立てば、コラムニスト冥利に尽きる。そんな思いです。勿論、私の論評に反対意見をもたれるのも、それも一つの変化の表れとして、歓迎するアクションです。
とは、言うものの、開業医の片手間な仕事。もっと気楽に書きたいのですが、最近、立場のある先生から、「読んで参考にしているよ」その言葉を掛けていただくたびに、その重圧を感じています。このプログも、その重圧に対してのトレーニングの一環としても考えスタートしました。先生方に、お気軽に読んでいただき、ご意見をいただければ、私も、少しは変化するかもしれません。
by kura0412 | 2004-08-08 16:56 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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