中期的な視点での動きも

09年度政府予算案が発表されました。
歳出では社会保障費増14%、30年ぶりの二ケタ増と新聞の見出しが目立ちますが、その実際の多くは、既に決定していた年金の国庫負担の増額がその増加の大きな要因ですので、もう少し精査しないといけません。

しかしながら、道路特定財源の一般財源化があるように、従来の型にはまったガチガチの予算組みではなくなりつつありますので、その間隙をぬって切り込める可能性は出てきたかもしれません。
ただ、残念なのは、改定年度ではなかった09年度においては、その提案が歯科界からなかった様子です。
もちろん改定への対応は歯科医療の大きな生命線であるのは間違いありませんが、もう少し中期的な視点を加味しながらの動きも必要です。
by kura0412 | 2008-12-23 11:23 | 歯科医療政策

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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